小説大会

小説大会

ねこ味噌 2012-03-24 20:04:41
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ここでは小説を披露します
一応皆書いていいです。
ルール
・アドバイスはいいです。けれど悪口はやめてください
・小説を書いて載せる時はその前に一言、「書きます」や「書いていいですか?」など一言下さい。基本書いてはいけないというルールはありません。
・短編なら一度に書きあげて下さい。間を開けるとめんどーくさい事になるかもしれないので(笑)
・ここでの雑談は禁止です。しかしその小説に関してのレビューや、作者と読者のちょっとした言葉の交わし合いはokです

このスレが小説を書きたいなと思う人の役にたてたら嬉しいです
「目指せ大好評!目指せ1000スレ!明日までに1レスも無かったら泣くぞスレ主!」

  • No.71 by ねこ味噌  2012-03-25 17:35:37

誰かが俺を見ている・・・
矢野は昔から人一倍勘が鋭かったから、どこから見ているのかも分かった。
俺の後ろの電柱・・・スーパーの前の電柱だ。矢野はそう感じた。
ぐるんと振り返ると、電柱に何かが隠れていた。
矢野からはよく見えないが、確かに何か、髪の長い女がいた。
女だと断言できるのは、髪の毛が異様に長いからだ。
じーっと矢野の方を見つめ、電柱の後ろから動かない。
矢野は不審に思ったが、今は俺の被害妄想だ。と思い、歩き始めることにした。

 アパートの二階にある自宅に着くと靴を脱ぎ、ポットに電源を入れ、お湯を沸騰させる。
家の広さはカラオケボックス2個分くらいと、少々狭いが、矢野の給料ではここが精一杯だ。
部屋の真ん中にある机に矢野は買ってきたカップラーメンを置く。
お湯が沸騰するまで、矢野は着替えをする。
服に不鈍着な矢野の洋服は、今着てる会社用のスーツとコート、家着用のスウェットのみで、スウェットに関しては半年くらい洗っていない。
その汚いスウェットに着替えたと同時にお湯が沸いた。
カップラーメンを啜り、矢野は思った。
さっきの女、なんだったンだろう。
ストーカーだろうか。
その日の夜は11月だからか、矢野は背中がゾクッとするのを覚えた。

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