6番目アリス 2012-09-29 22:24:57 |
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『…わかったよ…』
ボクはニコリとし、目を瞑る。
ゴクンと、生唾を飲み込む音がきこえた。
ボクの足に、刃を宛がう。
『…やっぱむ「いいからやれぇぇぇぇぇぇェェぇぇェ!」ヒッ…』
刃が、足を切り始めた。
「イギッ…ぅぁあああがあァああああああアアあ!!」
錆びているのか、なかなか足を切り落とせない。
「ぬっ、抜け!!イダアあああああああ!!」『ぬ、ぬけない…』
錆びているせいで、抜こうにもぬけない。
ボクは無言で、レモンを差し出した。
『…わかったよ…』半ば諦めたよ~に、
レモン汁を切断しかけのところに垂らした。
「グッああああアアあいだいイダいアあああああア!!!!!!!?!」
刃が抜けた。
『(これはまずい、助けを…)…ボク、喉乾いたから、取りにいってくる』
「なら、ボクの排尿物を飲めばいいよ。」
『…ボク、お腹すいたから…「なら、ボクを食べなよ、美味しいはずだから」』
『…外の空気をすいたいな』「…わかった」
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