小説、詞など No.6

約束したじゃない、ずっと前に
だけど キミは満面の笑みで答える
『そうだったっけ？』
『まあ、いいじゃん ばいばい』

少し話して 話しを反らされて
そして 知らんぷり
仲良しのあのこと今日もしゃべるキミ
指をくわえて 眺めるの
歯をたてて 涙を堪える
時と共に キミは冷たくなり
いつからから 知らんぷりのかんけいに
これは私の勘違い？
いや そうではないと 心が否定する
私に見せない あの笑顔
私に見せない あの言葉
ああそっか キミはつまり
私が どうでもよくなったんだね？

可愛いあのこ
今日もキミにくっついて
キミはキミでﾃﾞﾚﾃﾞﾚしてて
見て見ぬふりをした
キミは知らないんだろうね
私泣いてるんだよ？
気づけないのは当たり前
私のこと
見てないんだもの……

｢安売りの言葉なら いらない｣
｢偽りの 笑顔なんか いらない｣