6番目アリス 2012-09-29 22:24:57 |
通報 |
苦しくて 悲しくて
願いはただひとつ
いつまでも 感じた後悔はしたくない
もう一度 君の隣で歩きたくて
囁いた言葉に
小さな願いを
いつまでも 傍にいれると思ってた
愛し合えてると思っていた
でも そんなのただの独りよがりで
目の前の光景が 私を引き裂く
仲良さげに 違う女の子と
腕を組んで 歩いてる君
視線の先にある 幸せそうな顔は
こぼれおちる 涙に気づかない
『私』というものがありながら
今夜は帰らない貴方
あなたからのメールに書いてあるのは
偽りだらけの 嘘……………。
暗い部屋の中 悲しい叫び声がこだまする
月に照らされた 白い手首には
幾つもの 紅い 傷跡が 刻まれた
朝になって あの人が 何事もなかったように帰って来た
顔に浮かべる その優しい顔
私は 優しく微笑んで
あなたを そっと抱きしめた
顔が綻ぶ あなたを横目に
あなたの背中に 罰を刺した
驚くあなた 笑う私
『あなたが いけないのよ?』
|