薄暗い廊下に 優しく うつる ''月の光'' 淡く薄く彩る 深白の光に反射する 硝子のシルエット 窓を伝う 雫が 涙のように こぼれ落ちてく… 「月が紅い」 闇に願いを 紅く満たして 夜をさ迷う 紅の翼 時計の刻む 針の音は 月が奏でる 雑音にかきけされた… 雲間に隠れた… 全てを紅く満たして…… 「夜がもう明ける」