二階につき、あたりを見渡した。 長い廊下にたくさんの病室が並び、 テレビで見かけた映像なんかより 少し不気味な雰囲気を出している。 『病室ひとつひとつ確認するのめんどくせー!もう 三階いっちゃうかい?』 友達Bが、おちゃらけた雰囲気ではなした。 確かに、この廃墟した病院は4階らしいし、 早く帰りたい気もする。オレは、二つ返事で 了承した。