小説、詞など No.6

久しぶりに家に帰ったら
兄はやはりシスコンだった。

ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ
兄『もしもし』ｶﾞﾁｬｯ
姉『なんだお前か、愛しのスイートハニーにかわりたまえ』
兄『いません』ｶﾞﾁｬｯ
俺『…………だれだった～？』
兄『間違い電話だったよ！そんなことより今日ら兄ちゃんと
寝ようね！』
俺『えー』

兄『よし、今日が日曜日ということを忘れていた！
さあ兄ちゃんとお出かけしようか!』
ｶﾞﾁｬｯ
姉『帰ったぞー!今帰ったぞー!』
俺『あ、お姉ちゃん おかえりんごぱい～』
姉『グハッ、我がスイートハニー!マジ天使ハアハア』
俺『はい？( ´_ゝ`)』
兄『…ここはもはや貴女の家ではありません。
お引き取り願います』
姉『(無視)ごめんよ妹たん！会社が遠いあまり休みの日しか会えない
姉を許しておくれ！』
兄『貴様…俺の妹きゅんに……(゜ロ゜)
帰れ！帰れ！』
姉『なんだ、貴様もいたのか。ﾁｯ。妹の前では全て霞んで
見えてしまうのだよ』
兄『折角の休日を邪魔しないでいただきたい』
姉『黙れ小僧！傍にいることのできる幸福を理解できぬお前には、
一度絶望を味あわせたほうがよさそうだな・・・！』ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ
兄『いつか決着をつける必要があるとは思ってました』ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ
俺『・・・けんか、めっ！』
姉『はいっ！仲良くします！仲良くしますから！』
兄『お兄ちゃんが悪かった！だからもっかい『めっ！』してぇ！』
俺『・・・うるさいな～(´・ω・`)』
母『玄関先でうるさいわね………』ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ

ゴンッ

兄『くっ…母の鉄拳は恐ろしいな…………』
姉『黒幕だ…!我が家の真の監視員という使用人たちの
噂は真であったか！』
母『アリスちゃん、こいつらの言うことは９割聞き流していいからね』
兄『き、来やがったなっ!(°Д°)シングルマザーめ！』
俺『そんなことより お腹すいた』
兄『なっなんと！妹きゅんにやれる菓子などどこにも・・・・』
姉『ふふふ、なんと・・・じゃんっ！ミルクペロペロキャンディー！』
俺『おおっ・・・・！』
兄『なんだと…………!』
俺『く、くれるの……………?!』姉『あたりまえじゃん♪』
俺『ありがとう！大好きだお姉ちゃん！』
姉『ほにはへjmju,md@590jあばばばば』
兄『貴様ァずるいぞ・・・・食べ物で釣るとは!』
姉『はは～ん、だまれ小僧！』ﾊﾞﾁﾊﾞﾁﾊﾞﾁ
俺『……うるさいな～(´・ω・`)』