猛暑日 真夏の炎天が射す校庭 君と 喋りあっていた 行き交う人目は無視して 昨日のペースで 歩いていた 夏の温度を振り払うように バツゲームみたいな噂話 『誰にも内緒』の繰り返し 転がる真実回路を踏み潰して 楽しいね 楽しいね? 今日もゆらゆら揺れる 真夏の太陽に まぶしいよって 息を静かに止めた 離れて離れて 転覆少年 追いかけて転んで 他殺少女 もう なにもないよ 引き剥がされた夏の温度 『そう、君の後ろに』