音もなく 舞い降る粉雪 街からの光に照らされて 儚い 夢を描く……… 謎めいた 方程式 理解できず 苦しんで ふと窓辺から 見上げた空から 粉雪が こぼれ落ちてく… ぼーっと見つめて 窓辺からてを伸ばして 真っ白な雪を 手のひらに受け止めて 溶けていく雪を見つめながら わたしは また夢を見る… 雪がやんで 凍った水が溶けて 桜が舞い散る春の季節 手のひらで 溶けた水が 溢れていく… 『また、いつか……』