りんひよの創作所!!

りんひよの創作所!!

ひより 2013-02-13 22:04:04
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ども!ひよりんではなくて、りんひよです!ww
トピ作れるようになったから作っちゃったてへ☆
りんひよが暇になれば小説や詩書きますww
気が向かない時は雑談でww

  • No.1 by 白米  2013-02-13 22:26:18

誰のスレか分からんかったww

読者として楽しみにしてるよw

  • No.2 by ひより  2013-02-13 22:28:43

りんひよですぜww

まあ気が向けば書くよww

  • No.3 by ひより  2013-02-19 15:27:22

「ほな写真撮ろか~」

誰かのその声で、クラスの皆がぞろぞろと動き出した。
教室の後ろにクラス全員が集まり、幾つか列を作ってシャッターチャンスを生み出す。

端っこが写らないからもうちょっと寄れだの、
マスクは外せだの色々言われて、やっとブイサインが出来る状況になったというのに、とても困ることが一つ。

隣に、財前光が居る。

皆がピースしたり変顔したりしている中、彼の隣に居る私だけが固まっていた。

手がぶつかってしまって過剰に反応したり、良い感じの場所が見つけられなくてもぞもぞ動いたり、さっきからものすごく写真写りの悪い奴になってる。
普段の写真写りがとても良いという訳でも無いけれど、財前が隣に居るだけでこんなにもカメラに集中出来ないなんて、思っても居なかった。

  • No.4 by ひより  2013-02-19 15:29:22

「財前、なんか変顔してや」
「嫌や」
「ふふっ」

私とは逆隣に居た女の子が財前に変顔してやと頼んだところ、あっさりと断られていた。
まあ当たり前か。
あの財前がノリノリで変顔なんてしたら世界が終わる。

でも、財前にも居るんだ。
普通に話せる、友達が。
ましてや女友達なんて、意外過ぎやしないだろうか。

私だって普通に話せる女友達だし。
別にあの子だけじゃないし、

あれ、なんでこんなに対抗意識が強いんだろ。

「財前、」
「ん?」
「この間のさー…」

あ、私の分からない話が始まった。

ちょっとやめてよ。
私だって入りたいよ。
だいたい、今は写真撮ってるんだからさ、雑談は控え なよ。

チクリ。

「あれ…?」
「自分、どないしたん?顔色悪いで」
「あ、いや…」

  • No.5 by ひより  2013-02-19 15:31:06

なんで、こんなにももやもやするの。
財前が普通に女の子と話してるだけで。

だってだってだって、 珍しいんだもん。
私だけじゃないんだなって思ったら…

寂しかった。

「…財前、」

ふと財前を仰ぐと、財前はカメラに向かってピースをしていた。
私も財前に倣ってピースをするけれど、どうも先程からの右手の違和感が気になる。

「…!」

右手を見てみると、財前の左手が私の右手を包み込んでいた。
成る程、暖かかったのはこれでか。
お互いのセーターが邪魔で財前の体温がちょっとしか伝わらないじゃん、なんて考えていると、ふいにシャッターの音が教室に響いた。

再び財前を仰ぐと、優しく微笑んで私を見下ろしていた。

ああ、成る程。 私は、財前が好きなのだ。

(恋に落ちる音がした)

  • No.6 by 白米  2013-02-20 19:29:50

くっ・・・・この小説ニヤニヤできる!!www

幸せ成分補給だw
ありがたや~

  • No.7 by ひより  2013-02-20 22:56:48

ははww

今日ももう一つ持ってきたぜ!ww
会話文だけのww

  • No.8 by ひより  2013-02-20 22:57:11

少々お待ちを~w

  • No.9 by ひより  2013-02-20 23:02:47

「ねえねえ財前くん、いまなら私死ねる気がするよ」
「ホンマに死んだら俺も死にますわ」
「ちょい待て早まるな財前そしてキャラ崩壊が半端ないで」
「謙也さんうっさいっすわ」
「安定の財前やった…!」
「で、何があったんすか」
「さっき何も無いとこでこけちゃったんだけどさ、皆チラ見して終わるの」
「…ぶっ」
「ひかたんが吹いた!」
「いや、あまりにも可愛いんで。」
「…なあ白石、さっきから財前キャラ崩壊しすぎやおもわへん?」
「それより俺はこのだだ甘い空気が気になって仕方ないんやけど。」
「ホンマに先輩は危なっかしいなぁ。」
「むう…馬鹿にしてるでしょ。」
「してませんよ?ただ単に可愛いなぁって。」
「可愛いとか先輩に言う言葉じゃありません!」

  • No.10 by ひより  2013-02-20 23:08:21

「先輩って面白い人ですね。」
「本当?ありがと。」
「それから…かかか、可愛いっすわ…」
「あれ?財前くんさっきの話聞いてたかなー?可愛いは先輩に言う言葉じゃありませんってば!」
「だって可愛いねんもん。」
「まあこの間褒められたけどね。最近可愛くなったなぁって。どや。」
「………ふーん?」
「え、何急にご機嫌ナナメになっちゃって。」
「誰に言われたんすか」
「友達だよ。どや。」
「どやどやうっさいっすわ。」
「え、何急に。」
「………別に何も。」
「何でそんなにご機嫌ナナメなの。」
「……先輩が可愛いから。」
「…もう!」
「あー、機嫌治らんわぁ。どないしてくれるんすか。」
「え、私はどないしたら良いのよ」
「名前で呼んでくれたら直るかもしれませんわ」
「やばい白石俺この空気甘すぎて胸焼けしてきたわ。」
「大丈夫や謙也俺もやしばらく甘いモン要らんわ」

  • No.11 by 巨人  2013-02-20 23:12:37

ひよりさんは絶対可愛い

  • No.12 by ひより  2013-02-20 23:15:49

「えっと、じゃあ…光…」
「ん、それでええんです」
「ご機嫌直った?」
「んー、まだ微妙ですね。」
「じゃあ私はどうすれば良いのよ。」
「じゃあ、いつでも俺のこと考えといて下さいよ」
「もう、光のことずっと考えてるよ。」
「ホンマですか?」
「うん。メールまだかな~とか、今何してるかなーとか。
なんて、気持ち悪いよね、ごめん。」
「気持ち悪くなんかないです。めっちゃ嬉しいっすわ。」
「本当?」
「嘘吐いてどないするんすか。」
「そうだよね、あはは」
「あと一つええですか?」
「ん?どうぞ。」
「……部長より、謙也さんよりもっともっと俺のこと好きになって下さい」
「え?なんて?ごめんよく聞こえなかった」
「何でもありません」
「えー、なんか言ったじゃん」
「抱き締めさせろ言うたんです」
「ふぎゃ!」
「はは、先輩ええ匂いしますわ」
「本当?変な匂いしない?」
「甘くてええ香りや。暖かいし…ずっとこうしてたいわ…」
「暖かくなかったら離れちゃうの?」
「何ですか?離れたくないんですか?」
「あ、ちが…」

  • No.13 by ひより  2013-02-20 23:16:15

>11ありがとうww

  • No.14 by ひより  2013-02-20 23:20:48

「俺はずっとこうしてたいです」
「むう…私風邪気味だからくっつきすぎちゃ駄目だよ」
「先輩の風邪ならばっちこいですわ」
「なんや財前が変態道まっしぐら発言しとるで」
「ちゅーしたら治るやろか」
「ななななっ、見すぎ!私のこと見すぎ!」
「どう思います?」
「私は移したくないから駄目!」
「俺は移して欲しいんです」
「いい、今は駄目!」
「今は、か…」
「何にやにやしてんのよ馬鹿!」

とりあえず天然タラシなひかたんに振り回される主人公。
※ほぼ実際にひかたんと繰り広げた会話。←

  • No.15 by 白米  2013-02-21 00:10:03

ぬあ!!ハル来てた・・・・w
リニューアルしてから気づきにくいなw

でも、ありがとう
存分に読ませてもらうw

  • No.16 by 白米  2013-02-21 00:20:41

ぐはっ!!!なんちゅう羨ま・・・・アホみたいな会話してんねん!!w

しかも面白いしwwwww
もう!!羨まけしからんwwww

  • No.17 by ひより  2013-02-21 10:32:58

「白石って精神年齢高いよなぁ」

情報の授業中、隣に座っている謙也くんが白石の方を見ながら呟いた。

「まあ白石はね。自分と比べちゃ駄目だよ謙也くん。」
「俺と比べたらジジイと孫やで。…って、そうやなくて。」

流石大阪人。
ノリツッコミたる物をすっかりマスターしてしまっている様で。
謙也くんに拍手してあげてね。

「男の人ってな、女の人より精神年齢が低いんやて。」
「さっきの白石の下りは要った訳?
一般論に 反しすぎでしょ。」

確かに思う。
男子って子供だもの。
でもさ、さっき謙也くんは白石は精神年齢が高いって呟いたじゃん。
今の言い方だと白石が女の子みたいじゃん。

「要る要る。白石はな、精神年齢が高いんや。」
「もうわかったよ。」
「ホンマに、時々ジジイやと思うぐらいな。 」
「謙也くん盛りすぎ。」
「盛ってへんって!だって白石ジジイみたいに精神年齢高いんやもん!」
「白石はジジイじゃないの。大人なの。
さっきも言ったように謙也くんと比べちゃ駄目だってば。
だって謙也くん子供だもん。」
「何やてぇ!?」

謙也くんが授業中にも関わらず私に対して怒鳴るものだから、クラスの皆が一斉にこっちを向いた。
そりゃもう、驚くぐらい一斉に。

「謙也と名前ちゃんって仲ええなぁ」
「ホンマになぁ。」

それから、皆が微笑ましいと言ったような瞳で私たちを見つめる。
ちょっと止めなさいよ。白石に勘違いされちゃうでしょ。

***

「さっき謙也と何話してたん」
「あ、白石。」

授業が終わると、白石は急いで私の席に来た。
そんなに急がなくても逃げないってば。

「白石は精神年齢が高いよねって。」
「……そか」
「うん。男の人って女の人より精神年齢が低いんだって。
謙也くんが言ってたよ。白石はスゴいね。」
「……ふーん?」
「なによ。その顔。」

柄にも無く頬を口を尖らせて私から視線を逸らす白石に、少しムッときた。
なので、無理矢理両頬を手で覆ってこっちを向かせる。

「俺は別に精神年齢高い訳ちゃうし。」

機嫌の悪そうな彼なのに、不覚にもドキドキした。
だって、拗ねた様な表情をしながら至近距離で私を見つめるんだもん。

「謙也と楽しそうに話してるから何事やと思った。」
「…」
「ヤキモチ、妬いた。」

どうやら、男の人が女の人より精神年齢が低いという話は本当らしいです。
独占欲が強い白石にさえもキュンと来る私もね、精神年齢低いんだよ。
きっと、単純なんだよ。誰よりも。

(貴方でいっぱいの心)

  • No.18 by ひより  2013-02-21 10:33:19

おぉ…なげぇww

  • No.19 by ひより  2013-02-21 23:08:37

もう、あの頃みたいに笑えない
笑ってくれない
何も変わらないなんて、無理なんだよ
もう、私はあの頃みたいな純粋な女の子ではなくなったから

  • No.20 by 漆无  2013-02-21 23:20:45

面白いね

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