pelidot 2013-05-18 16:53:19 |
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あぁ! 居なかったです,ごめんなさい。
俺,宿題とか色々あってくるのがまちまちなんでよろしくお願いします^^
小説ですか? 書いてみたいけど難しそうだな…
どうもー☆★☆
小説書いたことないけどかきたいです!
好きな小説はらくだい魔女です(^^)
よかったらたまにここにきてかいていい?
小説かくよ~↓
········んっ ムクリッ
今日もなにげのない今日がはじまる。
夕秘(ユウヒ) 12歳
最近はなんとなく、な毎日!
つまんないな~☆
まぁやることはあるよ?
たまっている宿題とか...(う~ん)
あ 春のそよ風。その瞬間。 ー私のセカイは目もあけられないほど強く光ったー
続く☆★☆つまんなかったら言ってね
光:この話のヒーロー
主人公目線の話。
今日は、光とデートの日。
京阪電車に乗って京都まで来た。
私は、明日引っ越しで神奈川まで行ってしまうから、最後のデートということで二人で来たのだ。
これからは遠距離恋愛になってしまう。
けれど、寂しいのは光も同じだ。
だから、寂しいと言ってはいけない。
光も、私と同じなのだから。
二人の距離が邪魔をすることなど、覚悟している。
「ねえ、光。清水寺行かない?」
「ええですけど、坂きついんちゃいます?」
「大丈夫。」
清水寺の中の地主神社は、縁結びの神様で有名なことを知っているだろうか。
休日は人が多すぎて入ることさえ躊躇ってしまうけれど、今日という今日は行かなければならない。
私と光の心を、離さないでと願わなければならない程、私は哀しみの渦に溺れていた。
光と、離れたくない。
ずっと一緒が良い。
そんな想いをぐるぐる巡らせながら、急な坂を上った。
やっぱり人が多くて嫌になると思ったけれど、右手を包む温もりを離してしまわぬように、私は人混みを我慢しなければならない。
「ふぅ…」
「やっとや…」
「ごめんね、付き合わせて」
「善哉奢ってくれるなら、」
「もう…」
ずっと光の恋人で居れますようにと願ったすぐ後のこと。
私は歩き出さず、そのまま立ち尽くした。
足が、動かない。
もう時間も時間だし帰らなければならないのだけれど、電車に乗って帰ってしまえば、明日が来る。
ずっとこのままが良いと願う私は、我が儘な子供だ。
けれど、光の手を離したくない。
ずっとずっと、光と一緒が良い。
「先輩?」
「光、やだ…私…行きたくないよ…」
今日一日、笑わなければと思っていたのにこんな所で泣いてしまうとは。
今日だけは、笑わなくちゃと思っていたのに。
ごめんね、光。最後まで我が儘な私で、ごめんなさい。
「光、今までありがとう。本当に、楽しかった。大好きだよ。向こうに行ってもずっと、変わらないよ。」
「何言うてるんですか。あほとちゃいます。」
「……」
「何これで終わりみたいな言い方してるんですか、あほ」
「ひかる、」
「ほら、帰るで」
光に手を引かれ、清水五条駅へと向かった。
私たちの最寄り駅に行くまで、お互いが黙ったままで。
光は、強いから。
光は強いから、辛くないのかも知れない。
私が居なくなったところで、きっと何も変わらない。
最寄り駅から、私の家までも何も話さなかった。
ぎゅ、と強くなる光の左手の力さえ愛しくて、 視界が揺らぐ。
離したくないよ、光の手。
私の家に着くのに時間はそうかからなかった。
楽しい時間とはどうしてこうも一瞬で過ぎ去ってしまうのだろう。
光との思い出が、フラッシュバックする。
毎日手を繋いで帰ったこの道も、時折夢中になった甘いキスも、明日からはもう無い。
もう、無いのだ。
「それじゃ、」
この家の門を開けてしまえば、さようならだ。
もしかしたら一生会えないかも知れない。
私より素敵な人が現れてしまうかも知れない。
そう思った刹那、私の身体を愛しい体温が抱擁する。
ふわり、一つ鼻を掠めるのは幾度も嗅いだことのある優しい香り。
この香りも、明日からはもう無い。
「先輩、好きや」
「ひかる…」
「ほんまは離れたくないです。でも、しゃあないんですよね…。」
「…」
「浮気は許しませんよ」
「うん」
「俺のこと、忘れんで下さい」
「うん」
「忙しいとか気使わんで電話して下さいね」
「うん」
「夏休みなったら、会いに行きますから」
「うん」
「寂しくなったら、俺のこと思い出して下さい」
「…うん」
光の腕の力が弱まる。
振り向き光を仰ぐと、私たちの視線が静かに交わった。
春の夜は、やっぱり冷たい。
まるで、今から私たちを引き離すと告げる様。
「ほら、先輩見て下さい」
光が指差すのは東の空。
夜色に孤独に浮かぶものに人差し指を向け、私の瞳を真っ直ぐ見つめて微笑んだ。
「月が綺麗ですね」
「…本当だ」
街灯と月明かりが優しく照らしてくれる中、私たちの影は一つに重なった。
月が綺麗ですね
(I love youを囁いた星月夜)
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