小説書くのが好きな人&小説書いてみたい人集合!!

小説書くのが好きな人&小説書いてみたい人集合!!

pelidot 2013-05-18 16:53:19
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将来小説家を目指しているpelidotです♪
他にも小説を書くのが好きな人、書いてみたい人は一緒に書いてみようよ♪
書きたい人は、一旦ここに書き込みしてから、夜の8時にまたもう一回接続してね♪

  • No.68 by 零ざk((ry  2013-06-12 22:00:58

お久しぶりでs 今更ですが…

塗々子さん。簡単な説明。
14歳 中2← 冥君も
美人 イケメン。
変な子。
では

「□□□□□□□□□」
「□□□□□□□」
私の世界は、音が無いんだ。
いや、あるけどね。
私は、音が嫌い。だから、聞かないの。
おとぎ話は大好きだよ。
そんな、夢見てる私の小さな言葉を愛する人へ。

音は嫌い。誉め言葉しか聞こえないもの。でも、音楽は好きなんだ。
何をする訳でも無いけれど昼休みは音楽室に来る。
何か魔力でも出てるのかな、何てね。

そしたら、君がいた。君は、私に何かを言った。
私、言葉を聞くのが嫌いだったから。
いつの間にか人の声だけが聞こえなくなったんだ。

別に困ってないけど。

でも今日ばかりは、この事を恨んだ。
何でだろうね。君が言った一言が無性に気になって。

私は、胸ポケットからカッターを出して、それの刃を伸ばす。
チキチキと、静寂を壊す音が響く。
そして。彼の、ー噂の冥君の手首を切った。

「私ね、貴方の家族を殺すよ。」

ぷろぽーずしちゃった。
私で家族になれるかな。うん。なって魅せるよ!
多分、今私、凄く笑顔なんだろうな。

冥君の家族にもなれるし。

自分を殺せちゃうし。


最高じゃない!


わんわんお…
塗々子ちゃん。目線。
矛盾。気にしない。
塗々子ちゃん好き。
冥君の手首切ったのは、リスカに魅せるため。
これはきっと、『自己』防衛。

  • No.69 by pelidot  2013-06-14 19:55:56

Fortune wars―運命の宣誓者―暗闇革命終章

SCENE-02
――その日の放課後、麗乃は、よりによっていつも通りに超能力者(エスパー)生存軍本部にいた。
ちなみに向かい合った相手は、薙沙ではなくみらい―瑛琳みらいである。
薙沙からは、大学の講義が忙しいので今日は行けない、とGRNI(グローバルローカルネットワークインターフェース・広域小規模ネットワークのこと)経由でメールが入っていた。
「……あれから、ナギサはどう?」
みらいが、コーヒーを飲みながら訊く。
苦笑する麗乃。
「ちょっと素直になってくれたかな……って感じです」
「――そう」
こく、と、みらいは頷いた。
――その時。
みらいのGRNIが、ビィィィーッ!!と鳴った。
特殊な響きをもつ、警戒令のアラーム音。
―みらいが、ぐっと顔を引き締めた。
GRNIのコール機能を立ち上げて、小声で怒鳴る。
「状況を説明して!」
不安で塗り潰された空気が、間に漂う。
通信を切ると、みらいは、次に薙沙にコールした。


――ナギサ?
薙沙がその通信を受け取ったのは、4時間目の途中だった。
「……何だ」
精一杯の不機嫌声で返す薙沙。――この講義、試験に出るんだっつうの!
しかし、みらいは、彼の気持ちにはお構い無しに話を進めた。
――アメリカの超能力者軍が襲撃してきたわ。とっとと戻って来なさい。
「ざけんな。この講義、試験に出るんだぞ!」
薙沙は、小声で怒鳴った。―ある意味凄い神業だが。
みらいは、冷徹なまでに無感情に声を落として言った。
――レノがどうなっても、いいの?
その言葉に、薙沙は、ぐっと唇を噛んだ。
麗乃は、薙沙にとって、ただの『親』と『子』の関係でしかない。
それなのに、なぜこうも気になるのか――――。
「――今行く。5秒だけ待て」
そう言って通信を切ると、薙沙は、小声で呟いた。
――――――――空間歪曲(テレポート)。


通信を切ると、みらいは、麗乃に向かって言った。
「レノは、ここにいて」
「……え、でも」
反論しかけた麗乃を見据えて言うみらい。
「でも、じゃないわ。あなたに何かあったら、薙沙指揮官が大変なことになるでしょ」
――あなたは、あたしが守る。
そう言う声が、聴こえたような気がした。

  • No.70 by ましょまろ  2013-06-14 22:01:46

ジリリリリリリリ

もーっぉ!起きてるんだからとまってよ。うるさいな~
私は声に出さないが心の中で色々思っている。
目覚まし時計ってとめんの面倒なんだよね・・・。  カチッ

鏡を見ながらゴムをむすぶ。
とりあいずポニーテイルにした私はめんどくさいが学校に行こうとした。

その時・・・・
{なーんだ。結局行くんだね。学校。ホントいじがあってめんどくさい}

でたっ
もう一人の自分
「悪い?私がどうしようと、私のかってでしょ?私なんだから。」
{ふぅーん。【私のかって】ねぇ。私もりっぱなあなた、私よ?}

そういわれればそうだ。
自分には勝てないや・・・・

「行ってきます」
{なんだ。行くの?}
(いかないと怒られる。)
{誰にぃ?}
(自分。後悔がおそいかかるから)
{君は声に出さないでばっかり。言葉は声にださないと伝わらないよ?}
(・・・・・)
{やっぱり私は私だよね♪☆}
自分が姿をけした
クスクスと笑って。
また現れるんだろうなぁ


「学校行こう・・・」

学校についたときいきなり誰かが私の前にたった

『やっほー☆おは!みかん』

でました!前に話したあの子!
りんちゃん、りんごとよばれています。
「おっぉはょ」
『ねぇーねぇ!みかんってしゃべんないよね。どうして?』

これだからこの子は、
すぐ
『 どーして?』『なんで?』
最終的に『へー変わってるね。私はねっ・・・』
と自分の話にうつります

いえばジコちゅう
ほかでいえば自分のことばっかり
少しナルシです。

『ほら、私ってかわいくない?今日はきあいいれたの!』
何処がですか?
昨日と服しか変わってないですが?
ふぇえ

りんごは話始めたら止まらない。

でもりんごとは友達になれる気がする。    まっ無理。ムーリーだね!



続く

  • No.71 by pelidot  2013-06-15 08:45:45

アドバイスしてもO.K.ですか?

  • No.72 by ましょまろ  2013-06-15 11:05:52

アドバイスしてして~^^

  • No.73 by pelidot  2013-06-15 11:44:26

えーとこれは全員に言える事なんだけど、私的に1番大事なのは、『キャラの設定』だと思うの。
自分のことをしっかり解ってないと健康管理とかがしっかりできないのと一緒で、それぞれのキャラの個性を解ってないとキャラを管理するのが難しくなってくるワケよ。
例えば、キャラの名前。
多分、キャラの名前は、好きなアニメのキャラからとった、なんて人とか結構多いと思うんだけど、『そのキャラの親は、どう言う思いでその名前にしたのか』とかね。
私の暗闇革命だったら、
麗乃…『乃』は『繋げる』って意味だから、『色んな人たちの思いを繋げていってほしい』ってのとお母さんの名前『麗奈』の麗から。
薙沙…この大きな世界の中では、1人の人間は砂(沙)みたいに無力だけど、降りかかる苦難を全て自分の力で薙ぎ払えるような強い人間になってほしいと言う意味から。
みらい…苗字『瑛琳』は、『霞む』って意味だから、先が霞んで見えなくても未来を信じて進んでほしい、って意味。

あと、悪役を設定する時も、『何でその思考に走ることになったのか』をしっかり決めといて。
w以上w

  • No.74 by ましょまろ  2013-06-15 18:00:20

晴色  美歌(はれいろ みか)
名前の意味は美しい歌?
両親は家にあまり帰ってこない
小4  みためは さらさらなかみのけ  かわいいが深いフードで顔をかくす
あんまりしゃべらないがいがいと心の奥底悪口を・・・・・
でもとても正義感はある

雨井 鈴(あまい りん)
名前の意味は不明 小4
親はお金持ち
美人で元気いっぱい みかとはずっといっしょだが・・・・
クラスのムードメーカー ホントはとっても優しい子。

キャラ説明!
こんな感じですかね?

  • No.75 by pelidot  2013-06-15 19:30:41

あー暗闇革命もう無理だわ。
ゴメン暗闇革命はちょっと連載取り下げ
代わりに別の小説書くねー
暗革が好きだった人ゴメン どうぞ悪口でも何でも言っとくれ

さてここでちと予告を
やっぱり新幕張中央大学付属高等学校出てきます
題名
LOST-WAGE―あの日の空へ―

登場人物
鹿谷 月涅(かがや・せれね)…新幕張中央大学付属高等学校に通う秀才。
                名前は、『月のように輝く子になってほしい』のとギリシャ神話のセレーネから
高端 聖軌(たかはし・しょうき)…月涅の幼馴染。不良。
                  2ヶ月前、暴力沙汰で退学になった。
                  聖なる、正しい道(軌)を歩んでほしいと言う意味から。
高端 真純(たかはし・ますみ)…聖軌の兄。6年前、聖軌を助けようとして、河に溺れて死んだ。
                 純粋な心をもって、真に正しいことを見極めてほしいと言う意味から。

  • No.76 by ましょまろ  2013-06-15 22:32:28

『おいっ!』
クラスの男女ケンカ中
『ちょっとさわんないでくれる~けかがれる~』
『はぁ?こっちのセリフですけど~』
なんなんだ?このやりとり!!
どーでもいいんですけど!
だまって本を読んでいる私
私の目線のさきにりんごがいる。

なんだかとまどってる
いつもはすんごいいきおいでしゃべるのに・・・・

『ねぇ、晴色さんもそう思うよねぇ?!』
「えっ」
いきなり話をふられた。
なにがー???!!
というかどーでもいいんですがっ・・・

『女子とかおどしじゃん!』

うっどうしよう。
ちゃっかり私がきめる感がではじめたよ!   お願い誰か話をそらして!

『晴色さんはどう思う?』
「・・・・・」
『やっぱ最低と思うよねぇ^^』
「ゎっ、私は」
『なに?』
「そんなの、どうでもいいと思う。まずそんなの私に言うことじゃないと思うよ・・・・・・」
『!?』
『なにー』
『KY』
『うわっ、勇気あるー』
小声でみんなが言う
『なっなに!?あんた男子が好きなの!?きもー』
『いい加減にしてよ!!』
!?
クラスにひびきわたったその声

「雨井・・・さんっ?」
『みかの言う通りでしょ!影で言ってるユイもアンリも皆の目の前で言いなよ!』
「りんちゃん・・・・」

『はぁ?うちら元々みかんのみかたですけどぉ!?りんごってクレイジー』

こんどもまた意味のわからないことを

「あんたたちってホント最低!私はあんたたちみたいな友達なんていらないって思えるよ!正直に言ったら?」

「自分たちは空気を読んで上の立場になろうとするひきょうものだって」
『ふざけんじゃねぇよ!!!!黙れ!消えろ!!』

「100000000000000回いってれば?」
『みか、行こう』

私たちは教室を飛び出した

続く

  • No.77 by ましょまろ  2013-06-15 22:34:05

文章わけわかんなくなりました。
ごめんなさい><

  • No.78 by pelidot  2013-06-16 15:48:24

LOST-WAGE―あの日の空へ―

OPENING
――――何でよ。
鹿谷月涅は、道路の舗装タイルの数を数えながら呟いた。
耳には、クラスメイトたちの悪口が焼き付いている。
元々の原因は、担任の女性教師が、月涅に届け物を頼んだ事だ。
――鹿谷さん、高端君に手紙、届けてくれない?
高端――――高端聖軌。
月涅の幼馴染だ。
はっきり言って不良。2ヶ月前、暴力事件を起こして退学になった。
そこまでは良かった。しかし、クラスメイトの1人が、眉を潜めて言った。
――鹿谷さん、そんな人と友達なの?
――た、ただマンションが同じだけよ。
言い訳じみた弁解をする月涅に、担任が追い討ちをかけた。
――鹿谷さんと高端君、幼馴染なのよね?
そこから先は、思い出したくない。


ピンポンと、軽いチャイムの音。
押してから3分くらいは出てこないのは、御約束である。
月涅は、壁に凭れると、深く溜め息をついた。
そして、目を閉じる。
――疲れた。
そのまま、その場に座り込みそうになった時――――
「入らねぇんなら帰れ。閉めるぞ」
隣りから、だるそうな声が聞こえた。
「あー入る入る。入るからちょっと待って」
ドアの内側に足を突っ掛けて、そのまま中に入る月涅。
この部屋の主――聖軌は、それを不機嫌そうに見ていたが、何も言わずに月涅を中に入れた。
「今日は何の用だ」
「用がなきゃ来ちゃ駄目?」
月涅は、首を傾げて訊いた。――あの手紙を渡す気など、さらさらない。
「学校は」
台所のシンクでコップに水を汲み、一息で全て空けてから、聖軌が訊く。
「抜け出してきた」
「学級委員長のクセにか?」
「悪口言われたから」
「お前がこんなとこ来るのがいけないんだろうがよ」
使い終わったコップを、シンクの中に放り込む聖軌。
「ねぇ、どっか行こうよ。私が奢るから」
ケッ、と、聖軌が舌を鳴らした。
その背中に向かって、心の中で呼び掛ける。
――聖軌、分かんないの?
  私、あんたのこと嫌いじゃないよ。
  いいとこだっていっぱいあるって知ってるんだよ。
しかし、幼馴染の背中は、何も応えてくれなかった。

  • No.79 by pelidot  2013-06-16 15:48:55

続きますよー

  • No.80 by ましょまろ  2013-06-16 19:28:38

屋上にきたのはいいものの長い間私たちは口をひらかなかった。

「あ・・・・の・・?雨井さん?」
『りんでいいと思うよ』
「あ、えと・・・・りん」
『なに?☆』
いきなり元気になりクルッとふりかえる。少しわかんないが話を続けよう。

「どうして・・・私なんかを助けてくれたの?」
『みかはさ、<私なんか>って言うけどそうじゃないんじゃない?』


「ぇっ?」





『みかはもっと強いと思う・・・。勇気があって言うときはいっきに言うしまぁ、少しドッとでちゃうけどさ、』
「・・・・・」

『みかは、自分が大好きっていうか、守りたいからずっと声をためこんでいたんじゃないかな?』


「自分が大好きって、
私そんなこと思ってない。むしろ大嫌い。」
{私そんなこと思ってない。むしろ大嫌い。}

『でも一人でかかえないでよ。フードをとれば私と貴方の顔が見合せられる。』
「あたしっ無理」
{そうだよね~★まぁ自分と正反対のりんごとなんてぇ☆}

りんは私のフードをとり微笑んだ

『もっと自信もとっ!きっと私見たいに超かわいくなれるよ!』

ちょっwwこのシーンにナルシ発言!?

なんか・・・りんといると笑える。笑顔があふれる。

私たちは目からしずくをながした

『あらためてさっ!私たち友達だよ』

{まさかあんた友達になるきぃ!?やめときなよぉ♪自分の言うことかけないわけぇ★ホントぬぬけな・・・}
(私は私、貴方も私。)
{ソユコト☆}
(でもね、私もう貴方には、もう一人の自分にはしたがわない。)
「りん、私と・・・・・友達になって」
{ハァ!?}
「私、りんみたいにかっこよくて勇気があって、優しい子になりたい!もう誰がいおうと私は私だからっ・・・」

『みかはみか、りんはりん』
{ちょっとアンタ、ホントに・・?!}

『たとえ性格、姿が変わっても友達、歩んだ時間は変わらない』
「りんっ」
『その思い出の時間はみかとの親友メドレー☆にしたいなっ★』

「クスツ、////ぷっ」
『もー笑わないでよぉっ!』

{これだから人間って理解ふのうぅ☆
なんでこの“友達”ってやつにこだわんのかねーっ!まぁこんな私もう私じゃなうなっ♪}

りんと友達になった日から <もう一人のじぶん>が出なくなりました。






私は、今の自分に自信がもてます。

大切な親友、りん
そして新たに友達になったクラスメイト
もう我慢しない正直な自分。


きっとあの子は私にこう言いたかったんだ。
「{友達に裏切りを受けたら寂しいよ。悲しいよ。だから友情はこわいよ?}って」

でもちがう

友達は私を狂わせる存在であり、私を幸せにする存在だよ・・・・

聞こえてますか?私?


終わり

☆★☆あとがーき☆★☆


やっぱ下手すぎて笑っちゃいますね☆
あと言いたいことがっ((

みか「みなさん良かったらアドバイス
や感想くださーい」
りん『可愛い私♪こんなフツーな顔の作者でもがんばっています♪見てくださった皆さん』

ミカ{ホントにありがとぉ★}
いやー有り難うです!!!!!

  • No.81 by pelidot  2013-06-16 20:55:27

LOST-WAGE―あの日の空へ―

SCENE-01
……しかし聖軌あんたって奴はもう少し人の目を気にすることはできないのかね。
と、月涅は、心の中で突っ込まずにはいられなかった。
――2人は、今、住んでいるマンションの前の大通りを歩いていた。
月涅は、まだ自分の部屋に帰っていないので、新幕張中央大学付属高等学校の制服姿だ。―そして、聖軌も、月涅が強制したので、新幕張中央大学付属高等学校の制服である。
学ランのボタンなど、最初っから存在しないかのように止めず、中のシャツも真ん中から下しか止めていない。よくもまぁ、胸の部分を止めずに歩けるもんだ、と、月涅は妙なところで感心した。
制服を着崩し、染色の茶髪とピアスの聖軌、そしてどこから見ても真面目な学級委員長の月涅、この組み合わせを、すれ違う人たちはどのように見ているのだろうか?
「で、お前は、俺を引っ張り出してどこに行きたいんだ」
「……お昼、食べようよ」
月涅は、ポツッと言った。
昔はよく、親の目を盗んで一緒に遊びに行った。――――そう、6年前のあの日、真純が溺れる日までは。
聖軌より3歳歳上の兄、高端真純は、3人の中では、所謂ガキ大将的な存在だった。
大人を困らせるような遊びしか提案せず、しかし、決して自分が責任を負えないようなものはどんなに強制されてもやらなかった。
そして、いつも優しかった。
勉強も出来るし運動神経はいいし、おまけに優しくて、月涅は当時、密かに憧れてさえいたのだ。
なのに、6年前の夏のあの日、毎年恒例の川泳ぎに行った時、突然、濁流が聖軌を襲った。
真純はそれを助けようとして運悪く濁流に嵌まり、――――それっきりだった。
聖軌の素行が悪くなったのも、大体その時期からだ。
「何やってンだよ」
聖軌が、睨むようにして言ってきた。
ヤバいバレたか、と内心冷や汗を流しながら、笑顔で首を振る。
「んーん、何でもない」
――――その時。
2人の目の前に、やはり学校をサボったのか、数人の男子生徒が現れた。
「………ッ」
はっと息を呑み、聖軌の後ろに隠れる。
「…何してんだお前」
聖軌が、怪訝な顔で訊いてきた。
「えっと……剣道部の……先輩……私、あの人たちに虐められてる雰囲気なんだよね…今は、この前私を殴ったので停学になってるけど…」
すっと目を細める聖軌。
ヤバいこれは殴るかどうか考えてる目だ、と月涅が慌てていると、聖軌が訊いてきた。
「俺より上か下か」
「ん……多分、下…かな」
「了解」
ちょっと待ったいつ私が奴らを倒してって頼んだ、と月涅が再び慌てていると、聖軌が、彼らに向かってくいっと上げた。
そして、彼らの方に近付いて、吐き捨てるようにして言う。
「――お前ら、停学の分際で何やってンの」
案の定、1人が食い付いた。
「…ぁあ?お前、今何て言った?」
あーやっちゃった、と月涅が頭を抱えると、そちらに少し目線を投げ、挑発するように(実際挑発しているのだが)薄い笑みを浮かべる。
「アンタ耳悪リィの?もう一度言ってやろっか?」
あぁこれはもう喧嘩決定だ、と月涅は頭を抱えた。
聖軌が彼らを狭い路地に誘導するのを見て、少しほっとする。――通行人を巻き込むつもりはないらしい。
――――1人が、聖軌に殴りかかった。
ーもうややめときゃいいのに。
と呟きながら月涅が見学していると――
ゴツッ、と言う、嫌な音がした。
月涅がじっと見ているのに気付いたのか、聖軌は、倒れた内の1人を指して言った。
「俺は殴ってねぇよ。10㎝程動いて避けただけだ」
「………ぁ、そう」
微妙に納得して頷く月涅。
聖軌の中には、奇妙なマイルールが存在する。曰く、自分からは最低限しか手を出さない、と言うものだ。
「アンタたちも病院行きたい?俺は慰謝料払う気ないけど」
それは、この状況の彼らには、絶好の脅し文句だったろう。
見るからに戦意を削がれた彼らに向かってひらりと片手を振ると、聖軌は、月涅の方に歩いてきた。
「とっとと行くぞ」

→To be continued

  • No.82 by ましょまろ  2013-06-16 22:07:53

馬鹿みたい・・・・
「好きだよ」 なんて言えるわけないのに、いや、言ってはいけないのになんで夢みたんだろう?

作者の登場人物紹介

円座和  愛河(エンザワ アイカ)
小6  12歳 (かなりの美少女)
ツインテールのひざまである髪。
男子の<勇樹>以外は彼女を「かわいい」と思う。

指川 勇樹 (サシカワ ユウキ)
小6 11歳
サッカーが得意な少年。かっこいいが鈍感☆である

羅三亜 百合 (ラミア ユリ)
小6 12歳
アイカの親友でアイカと同じくらいかわいい。こちらも鈍感。アイカにツッコミをいれられることが多い。
ユウキが好き

本編スタート!!


ユリ「ユウキ君かっこいいとおもゎなぃ・・・/////」
アイカ「ユリ、あんたって・・・・幸せよねー」
ユリ「?それー?????どおゆう??」
アイカ「つ・ま・り・アンタは“かっこいいと思わない?/////”とか言えるってことは・・・・」
ユリ「へ?」

アイカ「なんにもない・・・・」

それってつまりさ・・・ユリはユウキのこと好きってわけでしょ?よくあんなに幸せそうに話せるよねー

ー確かにユウキカッコいいもんねー

他の男子見たいに私を変なめせんで見ないし、それに・・・・・ハッ

アイカ「私ナニイッテンノ??!!だってユリとユウキはきっとリョウオモイだろうし。」
エート ツマリワタシハ・・・・

////////


なに顔赤くなってんの私
期待でもしてんの?
きっと私、ユウキが好きなんだ。
そっと思いをなかったことにする。
ダメ。考えちゃダメ。早く忘れよう

放課後

アイカ「走っていかなきゃぁぁぁぁああ」
ダンスクラブの私は授業で遅れてしまっている。
あっ・・・

あれ・・・ユリとユウキ・・?
そっか。違うサッカー部とバトミントン部でも同じ校庭、体育館で練習やってるんだ。

小5「アイカさん、クラブもう始まってますよ?どうしたんすか?」

あっ同じクラブの女子
アイカ「ごめん!!部長なのに、私。まぁさっさといこう!!」
 「はい」

このあとかなり試合を手加減なしでやったから疲れた。
ユリ「あっ、アイカちゃん!」
キラキラと目を輝かせてきた。

アイカ「バンミントンも今終わったところ?」

ユリ「うん!」

私はこのあとユリの悪気のない言葉に・・・・

続く
どうですか?

  • No.83 by pelidot  2013-06-22 19:46:02

おーいだーれか書き込みしてよぉ(泣)

  • No.84 by 零だった何か  2013-07-04 22:55:01

「起きろ」
「バッ!おはようございます!」
「笑え」
「ぶっ、あっは!ちょ、それwwwあははっ!」
「泣け」
「ひっぐ…ぅ…わあぁぁぁんっ!!」
「××」
「無理です。離れたくないです。」
「そうか」
「えへへ」
「じゃあ××で来る。」
「やった後お戻りになられるんですね。お供します。」
みたいなメイドさんを…

誰か!

  • No.85 by ましょまろ  2013-07-11 06:28:58

続きです!おそくなりました^р^

ユイ「ゆゆゆゆゆユウキくんとっ/////」

なんだろうーーーー嫌な胸騒ぎ。

聞いてもいいの?
自分がといかけてくるみたい・・・・・。


アイカ「なぁに?ユリ?」
ユリ「ユウキくんっとあのっ////
“でーと”をすることになったかも////」

えっ。
嘘?じゃなかった!
アイカ「おめでとー!!ついにやったな!!!夜ご飯赤飯!?」

親友が成功しそうなのに
なんだろう。いまにも涙がでてきそうでこわい。



ユウキ・・・・ユイ・・・・・
ユイ「それでねっアイカちゃんにプロデュースしてもらえたらなぁっと思いまして・・・・・」

え???!?!

ユリ「あぁぁぁっ・・・・ごめん!忘れて・・・」

なんだかんだ言ってお似合いじゃん?

アイカ「私にまかせてよ!」

  • No.86 by pelidot  2013-07-30 06:40:39

久し振りに小説書きます
暗闇革命、復活させたいと思います。

良ければアドバイス下さい

  • No.87 by pelidot  2013-08-04 09:39:44

暗闇革命 01 ―偽りの明日―

OPENING 暗殺者(アサシン)

――――下らない。
紅崎麗乃(あかいざき・れの)は、澄んだ夜空に向かって、そう吐き捨てた。
自分の体面のためだけに、子供を有名塾に通わせる父親。自身の宣伝のためだけに、生徒を有名校に進学させようとする塾。そして、それに反抗しようともせず、ただ従うだけの自分――――。
そんなもの全て、この世から消えてしまえばいいのに。
そんな麗乃の心情にはお構いなしに、新幕張新都心の夜にしては珍しく、北斗七星がはっきりと光っていた。
溜め息をつき、鞄を引っかけて再び歩き出す麗乃。
――――その時。
視界の端を、白いコートが横切った。
ただの別人なら、それで終わっただろう。しかし、この時代にそのコートを着る人物は麗乃が知る限り1人しかいない。
白地に所々黒い線が入り、左腕に昔ながらのエンブレムが縫い付けられたそれは、見間違えようもない。――そう、人類史上最悪の戦争、五月革命(サルチェ ラタン)戦争の時にだけ設立された超能力者(エスパー)隊空兵軍の制服だ。
麗乃は、軽く走ると、まだ前に彼がいることを確認して立ち止まった。
伊集院薙沙(いじゅういん・なぎさ)――――麗乃の通う、新幕張中央大学付属高等学校の生徒会長。麗乃は覚えているが、半年程前の新生徒会役員選挙の時、彼は演説内容や活動方針と言った方向ではなく、そのルックスで殆どの票を獲得していた。実際彼に票を入れた生徒の9割は女子だったと聞いている。……尤も、麗乃が入れたのは、別の人間だが。
彼は、一旦立ち止まって辺りを見回すと、再び歩き出した。
――――麗乃の喉が、ごくりと鳴る。
今彼が向かった先にあるのは、廃墟―旧幕張新都心なのだ。


2063年の海浜幕張は、主に4つの地域に分割される。
まず1つ目が、幕張区庁――幕張は、2年前に区と制定された――がある幕張中央。主にここは、行政区とも呼ばれる。
そして、新幕張。有名なIT企業などのオフィスが入居する超高層ビルがいくつも我が物顔で林立するここは、商業区と呼ばれる。
――それから、渋谷幕張。大企業がぶっ建てたニュータウン・ビルやら有料公園やらが並ぶここは居住区と呼ばれ、以上の3つが新幕張新都心となる。
そして最後――――旧幕張新都心。
13年前に襲来したアメリカの爆撃のせいで、砕けたコンクリートや窓ガラスが散乱し、見るも無残な廃墟となっている。そこに、2010年代の全盛期の面影はない。


彼は、その旧幕張新都心に、何の躊躇いもなく踏み込んだ。
戦車や飛行機の残骸で埋め尽くされた中を、苦もなく進んで行く。
麗乃は、慌てて後を追った。
突き出した鉄パイプが引っ掛かり、スカートが僅かに破れた。
胸裏で、いつものスカートじゃなくて良かった、と呟く麗乃。
照明もなく真っ暗な中を、彼は、迷いもせずに進んで行く。
――――突然、彼がぴたりと立ち止まった。
一緒に麗乃も立ち止まり、廃ビルの陰に身を潜める。
次の瞬間。
旧幕張新都心を、ぎいぃぃぃぃッ!!と言う、不快な音がつん裂いた。
彼が、大きく後方に飛び退いた。
半秒程後。
シュッ、と小さな音が耳をこすり。
真っ赤な光線が、麗乃の視界を分断した。
次の瞬間――――。
スゴォォン!!
耳をふさぎたくなるような轟音が響き渡った。
ビルとビルの隙間から、顔をのぞかせる麗乃。
そして――目を疑った。
彼がもといた場所のアスファルトが、真っ直ぐに裂けている。
「――何……」
麗乃は、息を呑んだ。
聞いたことがない。あんな、一撃で地面を抉ってしまう程強烈な光線(レーザー)など。
次いで。
再度、今度は立て続けに3回、あの轟音が響いた。
麗乃の目の前で、光線の中の1本が、彼の肩を浅く抉った。
「くっ……」
その喉の奥から、絞り出すような呻き声が漏れる。
彼は、暫く肩を押さえて荒い息を吐いていたが――――
「……っの野郎……」
毒づくように吐き捨てると、さっきは有ることに気付かなかった何かを背中から外した。
その何かを見てみようと、必死に目を凝らす。
L字型に折れ曲がった本体。長い方の先にある穴。外側に取り付けられた、やや短い丸い棒。そして、威圧感のある黒鉄色――――
銃だ。
あれは、機関銃(ライフル)なのだ。
その解答に行き当たり、麗乃は、背筋がぞっとした。
人を殺すためだけに、造られた道具。引き金を引くだけで他人の命を一瞬で消す、最凶の武器。
しかし――何故?
13年前の五月革命(サルチェラタン)戦争の終結と同時に、全ての機関銃は、法律で所持を一斉に禁じられたはずだ。それを、生徒会長とは言え、何故一高校生の彼に――――?
そう麗乃が自問自答していると、彼は、地面を蹴って一気に駆け出した。
「――――殺すっ……!!」
彼の口から、簡潔な、そして最も残酷な一言が放たれた。
その体が、崩れたビルの欠片などを渡って、軽々と屋上まで登って行く。麗乃は、それを目で追うだけで精一杯だ。
そして、ある廃ビルの屋上に到達すると、彼は辺りを見回した。
彼の姿が小さくなり、闇に紛れる。
麗乃は、耳につけたセンソリー・エリア・リタッチ・コンティナー――――通称SRCの電源を入れた。
視界の右上に、今日の予定と今の時刻、温度や湿度に天気と言った現実情報アイコン(RDI)が表示される。
それらを視界から消し、麗乃は、「追跡」アプリを立ち上げた。
追跡相手を選択して下さい、と言うメッセージが表示されるより早く、数少ないアイコンの中から《学校》を、その中から《3-A》を、そして《伊集院薙沙(生徒会長)》を選択する。
追跡はSRCに最初からインストールされているアプリだが、使えば相手のSRCにも通信履歴が残ってしまう。まぁその時はRNI経由で侵入して履歴消すか、などと少々危ないことを考えていると――――。
突然、麗乃の視界一杯に、あるビルの屋上の光景が映し出された。
大振りな機関銃を担いだ彼が、一切の感情を削ぎ落とした瞳で、空一点を見据えている。その視線の先には、もう使われていないであろう給水タンク。
「――――そこに、いるんだろ?」
彼が、くいと顎を上げて言った。
その声もやはり冷然としていたが、その一言からは、抑え難い1つの感情が滲み出ていた。
「手前ェ……よくも……あいつを……ッ!!」
今度は、感情を抑えるどころか、歯をギリッと鳴らして大仰に機関銃を構えた。
――――もう、聞きたくない。
刹那麗乃は、目をつぶって耳を塞ぎたいと言う衝動に襲われた。
彼の圧倒的な怒り、憤激が、どす黒い何かとなって麗乃を呑み込んでしまうのではないかとさえ思った。
「………れで」
その声が、怒りのせいか僅かに掠れた。

直後。

「これで……終わりだあぁぁッ!!」
地を裂く程の咆哮と共にトリガーが引かれ、銃口が回転し――半秒遅れて、ズガガガ!!と言う射撃音が、旧幕張新都心全体に轟いた。
標的から外れた銃弾が、屋上のコンクリート床に食い込み、深い穴を穿つ。強化プラスチックカーボンの給水タンクが、次々に破壊・粉砕されていく。
そして――――。
タンクの裏から、長身痩躯の人影が現れた。
顔は見えない。その手には、小振りのピストルが握られている。銃弾を装填するところが見当たらない。多分、レーザーガンだろう。――そうすれば、さっきの赤い光線も半分は説明がつく。
人影が、両手でレーザーガンを構えた。
彼も、半ば腰を落とし、機関銃の引き金に指を当てる。
僅かに――――その肩が震えた。
「死ね――――――――――――ッ!!」
血を吐くような絶叫。麗乃は瞬間、その戦闘が遠くで行われているものだと言うことを忘れた。
ハンマーが、撃針を叩く。銃弾が、超絶的な速度で吐き出される。
そして――――半秒遅れて、レーザーガンから赤い光線が迸った。
彼は、機関銃を連射しながら、ステップでそれを躱して見せた。
レーザーガン使いの顔に、僅かだが、動揺が走った――ような気がした。
銃撃の音が、ぴたりとやんだ。
タマ切れかな、と思いながら、麗乃が姿勢を変えようとしたとき――――。
かん、と言う、不思議な圧倒力をもった音が、辺りに響いた。
再び、画面に目を戻す麗乃。
静かでよく響く、圧倒的な存在感のあるその音は――――。
彼が、一歩、ゆっくりと前に出た。
かん、と言う音。
彼の金属靴が床に当たり、再びかん、と言う音が響く。
棒立ちになるレーザーガン使いの近くまで接近すると、彼は。
一切の表情を見せずに、がしゃり、と機関銃を持ち上げた。
「……消えろ」
トリガーが引かれる。ハンマーが、撃針を叩く。
ちかっ、と一瞬だけマズルファイアが閃いた。

レーザーガン使いの肩を、無慈悲な鉄の塊が切り裂いた。

その体が仰け反る。噴き出した血が、床を赤黒く染める。
彼は、その様子を暫く眺めていたが、やがて背中のホルダーに機関銃を収めた。
唇の端が、微かにきゅっと持ち上がる。
「……ふ、く」
その口から、抑えられた、奇妙な声が漏れた。
もう、彼は、我慢しなかった。
形よい唇が、小刻みに震え――――
直後、トーンの外れた、狂ったような甲高い哄笑が、旧幕張新都心一帯に響き渡った。

…グロいですね。一応続きます
どうですか?

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