一般人 2022-11-19 09:42:02 |
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>>6380の続き。
ゆかりん「う、うん。」
ゆかりんは仁に支えられながらマンションに帰った。
そして、その夜。
一八は久し振りにマンションに帰って来た。一八のマンションはカードキーを使わなければ入れないため、とてもセキリテーが充実したマンションだった。
一八は寝室に入った。寝室では、ゆかりんが眠っていた。その目には涙がまだ残っていた。
一八「泣いていたのか。」
一八はゆかりんの瞳に指をあてるとゆかりんの涙を指で掬った。
一八「一人にしてすまない。」
一八は父親の平八の勧めでゆかりんと出会った。実は、準とはとっくの昔に別れていたのだ。別れた原因はすれ違いだった。お互い仕事が忙しくてなかなか会えなかった。それで、一八は準と離婚することを決めたのだ。そして、準も快くそれを受けてくれた。今では、準は一八にとってはいい友達のようなものだった。
続く。
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