おひひ 2022-12-15 16:17:47 |
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カガチ「うーん、でもケテテミテルがどこにいるのかっていうのはわからないんだなぁ。」
ノエル「みゅ」
タニカ「というのを聞きつけて俺がやってきました」
タニカ「うわーーーもふもふうううう」
ノエル「みゅっ…みゅみゅみょおおおお~~!!」
カガチ「お、タニカくん、なにか知ってるの?」
タニカ「よくぞ聞いてくれたね!」
タニカ「実は俺もわからないんだ!」
カガチ「じゃあ…なんできたの?」
タニカ「かくれんぼで隠れるため~」
タニカ「ぅえへへへへへ絶対キヌにいったらだめだからねぇ」
タニカは布団の隙間に隠れると、なにかちり紙が落ちてきた。
カガチ「ん?なんだ、これは」
タニカ「俺が落としたやつかもしれなーい。捨てないでね~」
カガチ「うん。」
カガチ「(なにかかいてあるな…)」
ノエル「みゅみゅ?」
カガチ「(いや、みちゃうの?)」
ノエル「みゅう。」
ちり紙の内容
[北東の雪山を超えた先にある乾燥地帯にケテテミテルは店を構えている。]
カガチ「え?」
キヌ「もーーいーーーかーーーーい」
タニカ「もーいーよ~」
カガチ「ねぇ、タニカくん。これってどういう…」
タニカ「シーーーーー。」
ノエル「?」
カガチ「ノエル。」
ノエル「みゅ?」
カガチ「ケテテミテルに逢いに行こ。そんでもって呪いを消してもらおう。俺が調べたところでは倒せば呪いは消えるらしい。」
ノエル「みゅ。」
キヌ「おーう、なにはなしてるんだい?」
カガチ「あ、キヌ。実はカクカクシカジカで雪山を超えないといけないんだけど…」
キヌ「ほーう。なら俺もいきたーい」
ツェア「キヌ?どこに行くって?また外をぶらぶら歩かせないよ。」
キヌ「えー。。なら、ツェアもいこうよ!」
ツェア「え?どこに?」
カガチ「いや、実はカクカクシカジカで…」
ツェア「そう…ならいくしかないわね。」
タニカ「えーなら俺も行く~」
キヌ「あ!タニカみーっけ!」
タニカ「うわぁんかくれんぼしてたの忘れてたぁ」
ノエル「みゃんみゃん。みゅん。」
こうしてケテテミテルを倒しに四人と一匹が村を抜け出した。
ツェア「勝手に出ちゃって平気なの…?」
キヌ「えー。なんか親にいいよって言われたから」
ノエル「みゅっふん。」
カガチ「え?ノエルがそうしたって?」
ノエル「みゅみぇみょまみょーみょみょっめみゅんみゃ。」
カガチ「へぇ。ノエルも魔法使えるんだ。」
ノエル「みょっみょみゃめみぇ。」
キヌ「何を話してるのかわからん…」
なんかのっぺりウススベスベ雑穀絵になってるけど許せ https://d.kuku.lu/c0cb2b80f
カガチ「ヒェエ…さびい…」
キヌ「凄いあつぎだね」
ノエル「みゅみゅみゃみwwwwwwww」
カガチ「笑うな!!冷え性なんだよ」
タニカ「かなりの乙女だったんだな。カガチ」
カガチ「うっせ」
タニカ「まぁ…といっても本気で寒いな…何度なん?」
ツェア「氷点下60度」
キヌ「え、ここ北極になっちゃった…?」
ツェア「多分コゴフリズムのせいかもね。」
それから2時間後
カガチ「もうむりンゴ」
タニシ「カガチ、弱いね」
カガチ「んなっ!??」
ツェア「タニシ、そういうこといわないの。ほら、もう森が見えるよ。もう雪山を超えられるってことね。」
キヌ「やったああああああああ」
ノエル「みゅはぁ。」
カガチ「雪山をっ!超えたああぁぁぁ!!」
キヌ「たけど乾燥地帯はまだまだ先なんじゃない?」
カガチ「」
ツェア「でも森林に来た途端暖かくなったわね。」
カガチ「まだサムイ…なんかジメジメしてぎもびばるい…」
タニカ「なにかの病気?」
カガチ「うっせ」
ノエル「みゅはwwwwwwww」
カガチ「だから笑うなって」
キヌ「だけど本当にじめじめするよねぇ」
ツェア「雪解け水がたくさん流れてくるからとかなのかね。」
キヌ「そしたら水すごいきれいそう」
タニカ「いや…あの水たまり見てみるとどす黒いよ。」
キヌ「うわ…ほんとだ」
キヌ「そういえば全然生物住んでないし…」
ツェア「水が黒いのと何か関係があるのかしら。」
タニカ「水がまずいとかそういうのじゃないん?」
カガチ「うーん…ノエル、なにか知ってる?」
ノエル「みゅーーー……………」
ノエル「ハッ」
ノエル「みゅみゅみゅみゅみゅみゅみゅみなまかたやかまゆまやまやまゆまやまや(ま(ゆむ)つ」
タニカ「完全に雑に喋ってない…?」
カガチ「作者がみを使って文字角のめんどいらしくてね。」
キヌ「それで、なんていってたの?」
カガチ「いないようにみえてgsがいるってさ。だけど何もしなかったら攻撃してこないっていってる。」
タニカ「へぇ…ノエルは雪山超えたさきのこともしってるんだね。」
タニカの名前がタニシになっていた件について。
記者「お前ツェアもチェアって書いてただろ!ふざけんな!!どういうことですか?」
おひひ「普通にミスった」
記者「普通にミスったで許されるはずないですよ!!」
おひひ「だってタニカってタニシにしかみえないやん。模様カタツムリみたいな予定だから別に良くない?」
記者「良くねぇよ偽名犯罪者」
おひひ「黙れ」
ツェア「…本当にどの動物も見ずに森を超えたわね。」
キヌ「それにじめじめかんがなくなってきたきがする」
タニカ「というか少し暑いような…」
ノエル「みみゅみょっみぇみゅ?」
キヌ「どうしたのーノエル~。」
カガチ「水持ってる?みたいなこといってるね。」
キヌ「もってるけど…」
ノエル「みょみょみゃみょみゃみゃみゃみみゃみゃらみょーうみみゃみょーみゃみーみょ」
カガチ「このあと長旅だから用意したほうがいいよ。だって。」
ツェア「たしかに、これ以上進むと水がなさそうね。でも水たまりの水はどす黒いし…」
キヌ「えー、でもすぐそこに滝があるよ?」
ツェア「………。凄くきれいな滝ね。」
ノエル「みゅっは~みゅうう」
カガチ「その滝は昔からあって、凄いきれいな水なんだ。って。」
キヌ「ということは500年前以上から?」
キヌ「みゅみゅ。みゅみゅ。」
カガチ「いや、雪解け水らしい。」
タニカ「まぁいいや。はやく水を汲みに行こうぜ。」
全員「ほーい」
???「チョットマッタ」
全員「!?」
???「コレハボクラノミズダヨ。ホシイナラシッカリリョウキンヲハラッテモラワナイト。」
キヌ「たかかったらどうしよう…」
???「ソンナ、オカネノハナシデハナイ。ボクハキミタチカラアフレルチカラヲモラッテコノミズヲウッテイル。」
キヌ「うーん…溢れる力…?」
???「ソウ。キミタチノチカラ。」
カガチ(こいつ…どこかで見たきが…)
???「オ、ソコニイルノハカガチくん。」
カガチ「」
???「キミニハリョウキンヲヨウキュウスルノヲワスレテイタヨ。」
カガチ「でも、お前から貰った剣はもうないよ。」
???「…ソンナァマァ、ショウヒンガナクナッテシマッタアトニリョウキンヲヨウキュウシテモシカタガナイ。新しい剣を買ってくれないかな?」
カガチ「やだね。」
???「ナンデダイ」
カガチ「お前がケテテミテルで俺達を食べようとしてるのはよくわかっているんだよ。」
ケテテミテル「気づかれちゃったかぁ」
ケテテミテルは低い声でカガチを睨むと、周りを見渡すようにくるくるまわりながら空に上がってしまった。そしてしばらくすると黒いオーラをまとったケテテミテルのようなものが舞い降りてきた。
ノエル「みゅは!!みみぇみぇ!」
カガチ「に…にげろっていったって!!」
ケテテミテル「ニガサナイ~ニガサナイ~」
キヌ「えぇ、なんか怖いよぉ!!」
カガチ「安心しろ、あれはきっとテレパシーだ。普段、ケテテミテルは知的だそうだが、あのおぞましい姿になると乱暴になるそうだ。」
ケテテミテル「ピーーケテテテテテテ」
キヌ「ちょっ…どれくらい乱暴なのっ」
カガチ「わからない!!とにかく逃げろ!!」
全員「うああああああ」
ぶぉおおおおおおおおおおおお
全員「ほのおはくの!??あっじゃあああああ」
ノエル「みゅっみゃんみゅみゃみゅめ!!」
カガチ「りょーかいっ!」
カガチ「なぁ皆、ケテテミテルの狙いは俺だから皆はバラバラに散ってくれないかな?」
キヌ「う、うん。わかった!じゃあ俺は右に走る!」
ツェア「じゃあわたしも右に!」
タニカ「んじゃあノエル連れて左に行くわ」
カガチ「ほい!」
ノエル「みゅ」
ケテテミテル「ケーテテテテテテテテテテテテ」
カガチ(攻撃がくる…)
ブオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ
カガチ「マフラーガーーード!!!!!」
ケテテミテル「ケテテテテテテテテ」
なんと、カガチが首に巻いていたマフラーを解いて炎のほうにむけると、マフラーは炎を跳ね返した。
カガチ「このマフラーはコゲフリズムのあたたかい技を吸収して暖房にするために開發されたらしいが…俺が改造を施して跳ね返すようにしたのさ!」
ケテテミテル「ブハッハン」
そしてケテテミテルに炎が跳ね返されると、尻尾のあたりが燃え始めた。
ケテテミテル「ケテテテテテテ」
しかし燃えた尻尾でカガチを突き刺しにかかる。
カガチ「食らうかっ!!」
カガチはケテテミテルの方に走ると、ずつきをして尻尾のきどうをかえた。しかしケテテミテルにダメージは入っていない。
ケテテミテル「ケーーーテテテテテテテテテテテテテテテテ」
カガチ「やっぱり一人では倒せないか…」
ノエル「みゃうみゃい!」
カガチ「大丈夫、ケテテミテルは真下に攻撃はできない…」
カガチが顔をあげると目の前にケテテミテルの顔があった。
いそいでマフラーを取りだし炎技に備えるが、ケテテミテルはカガチを頭で突き出した。
カガチ「っ。!」
100mほどふきとばされ、丸くなってしまった。
ノエル「みゅみゅうう~」
キヌ「どうしよぉ…助けに行く?」
ツェア「バカ、無理よ…ミイラ取りになっちゃうわ。」
キヌ「でもぉ…」
ツェア「なら、こうしましょ。ケテテミテルは羽がないから龍みたいな見た目をしていても飛ぶことはできないわ。だからそれを利用して転ばせるの。」
キヌ「わかった!近くにちょうどツルもあるみたいだし…やってみよう!」
ケテテミテル「テテテオテテテテテ?キテテテテテテ?ナテテテテテラ?」
ケテテミテル「オテテテテテテミテテテテテテルルル???ボクヲミテルル????」
ケテテミテル「閻ケ貂帙▲縺溘↑縺薙l縺碁㍽譛帙▽繧医¥縺ェ繧九↓縺ッ」
カガチ「っ…こんなところで…」
カガチ(ケテテミテルを倒せばノロイが…自分か救われる…
違う…自分のためじゃない。ノエルも救われるから…)
キヌ「よし!!セット完了!」
ツェア「ひっかかってくれええ!!」
ゴエ
ツェア(ひっかかった…?)
バターーーーン
ツェア「ひかっかかった!!!タニカ、ノエル、キヌ、総攻撃だよ!」
キヌ、ノエル、タニカ「おーー!!!」
ボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコ
ケテテミテル「ケーーーケテテテテテテテテターケテテテテテテタ…ケテテタケテ……タスケテ……」
カガチ「…………ケテテミテル…。」
カガチ「ねぇ、みんな。」
キヌ「ん…?」
カガチ「こんなにたくさんみんなに命令してだめだってのはわかってるんだけど…」
ツェア「どうしたの?」
ノエル「みゅまは!」
カガチ「ケテテミテルを倒すの、少し待ってくれないかな?」
ノエル「………………」
タニカ「今更何いってんだ!ノエルがこのすがたのままでいいとでも思ってるのか!?」
カガチ「いやっ…それはだめだと思ってるけど…タニカは知ってるんでしょ?ケテテミテルがいないとコゲフリズムを倒す魔法を貰うことができないって。」
タニカ「…」
カガチ「タニカは何者なの?」
タニカ「フフ…」
タニカ「勘がいいねぇカガチ。」
タニカ「俺は……!!gsの飼育免許のあるスーパーキッズなのさ!」
キヌ&ツェア「あ…そういえばこっちもってないのにノエル飼ってた」
タニカ「だから俺はgsのことに詳しいしgsのことをもっと研究したい!…だからケテテミテルを倒して研究使用も思ったんだけどカガチに止められちゃったからねぇ。どうしようかねぇ。」
キヌ「で、でも魔法をもらったあとに倒せばいいんじゃない?」
タニカ「ケテテミテルとの物々交換はねがたかい。しかも自分の何を取られるかわかったものじゃない。ケテテミテルの龍の姿は今まで吸収してきた力を具現化したもの。まだ数回しか交換していないはずなのにこのデカ物になるわけだ。」
タニカ「そんな化け物、早く倒さないといけないじゃないか」
ノエル「みゅ…」
ケテテミテル「グアムアアアアアルルルるるるる」
タニカ「回復が早いねぇ。でももうケテテミテルは動けない。俺たちが倒すのさ!」
カガチ「そうはさせないっ!」
カガチ「ケテテミテル!!」
ケテテミテル「ミテミテ…ケテ…ミテミテ~」
カガチ「おれのすべてをあげるから!!コゲフリズムを倒す剣を3枚ほど用意して、それプラスノエルの呪いをなくしてくれないか?そんでお前は一生しななくなる!最後にケテテミテルは呪いを与えない!どうだ?」
ケテテミテル「ケーテテテ」
タニカ「やめろ!だめだ!!」
カガチ「もっとなにかほしい…?ならこのマフラーをあげるよ。手袋も。」
ケテテミテル「ミテミ」
カガチ「まだだめ…?まぁとにかく俺っていう俺を全部あげるから!」
タニカ「おい!クソ野郎!お前まじでどうなるかわかってんのか!?」
ケテテミテル「ミテテ」
カガチ「よっしゃ!」
ケテテミテル「デモサイゴノカクニン。キミハキエルヨ」
カガチ「っ…いいさ。俺どうせ不幸だし。」
タニカ「おい!!!く…そ………!!」
びゅるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるる
カガチはケテテミテルに食べられると、ケテテミテルは大きな目を回し、小さくなっていった。
ノエルは元の姿にみりみるうちにもどっていく…
キヌ「ノエル!良かったね!もとにもどれて!」
ノエル「んっ…あぁ、伝えたいことが伝えられるようになるな…」
カランカランカラン
ツェア「なにか落ちてきたわよ?」
ノエル「お、これはコゴフリズムを倒せる魔法を帯びた剣じゃないか。」
ツェア「すごーい!!」
キヌ「すごーい!!」
ツェア「あれ?タニカ、どうしたの?おっかない顔して。その手に乗ってるケテテミテル、凄いかわいいじゃない。」
タニカ「んぁ…あぁあ…あああああああああまじでカガチのやろぉ…」
カガチ「なーに?」
よくみると、手に乗っかっているのはケテテミテルだが、声がカガチそのものだった。
タニカ「こんなのみたことねぇ…!事例もきいたことねぇぞ」
キヌ「え?どういうこと?」
タニカ「つまり、カガチはケテテミテルの一部になっちまったんだよ!のろいを消すには倒すしかないのに、こいつ倒せないようにお願いしやがったから一生このままだぞ…」
ツェア「え…それってつまり」
タニカ「…」
キヌ「どうにかてきないの!?」
タニカ「今の技術だとまだ解除方法は見つかってない。だからカガチをもとに戻すのは諦めるしか…」
ノエル「技術がまどないなら作り出せばいいんじゃね?天才の俺もいるし。」
ツェア「一人だけ大人がまざってる…」
ノエル「うるさい!定義上まだ子供だ!」
タニカ「たしかに…まだ手はあるかもしれないしな…俺も天才だし」
キヌ「(あれ、俺が一番この中で頭悪い説)」
ツェア「とりあえず、早く村にもどろう。早くしないと暗くなっちゃう。」
全員「そうだね。」
その後みんな黙々と帰っていったが、一つ、決まったことがある。
この後どんな行動をするかといったものだ。
まず村について少し落ち着いたらノエル以外のメンバーはカガチをもとに戻す研究にとりかかり、ノエルはコゲフリズムを倒し、無事倒すことができたらノエルも研究に同行する。といった内容。
しかし、コゲフリズムをノエル一人で倒せるのか皆心配していた。
3日後
キヌ「本当にノエル一人で倒せるの?」
ノエル「うん。俺最強だしさ?」
キヌ「だからといって剣が折れたりしたら大変だし、そのために3つも剣あるんだから
誰か連れて行ったほうがいいんじゃ」
ノエル「うーーん…」
ツェア「あの!」
ツェア「…わたし、いってもいいかな?」
ノエル「…」
ノエル「あ、うん。でもあぶないよ?それでもいいの?」
ツェア「へーき。舐められたらこまるなあ。」
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