一般人 2023-10-07 22:08:46 |
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>>2の続き。
そして、B子のお葬式を終えてA子が家に帰ると何と、あのフランス人形が部屋にあったのです!A子は、何故自身の部屋にフランス人形があるのか母親に聞くとA子の母「あれは、B子ちゃんの形見だから持ってないと駄目じゃない。」と言いました。その夜、A子は窓際にフランス人形を置いて眠りにつきました。A子はフランス人形が怖くて見ることも出来ませんでした。そして、次の日、朝お母さんに起こされるとお母さんは「人形を抱いて寝るなんてまだまだ子供ね。」と言いました。A子が驚いて布団を捲ると確かに窓際に置いたはずのフランス人形が布団の中にあったのです!A子は怖くなりフランス人形をゴミに捨ててしまいました。そして、A子が学校から家に帰ってくるとあのフランス人形が部屋にあったのです!A子がお母さんに問いただすとお母さんは、「駄目じゃない!B子ちゃんの形見を捨てちゃ!」と逆に怒られてしまいました。それから、何度もフランス人形は窓際に置いてもA子の布団の中に入って来ました。A子がフランス人形の場所を変えてもです。余りにも、気持ち悪すぎて、とうとう、A子はお母さんに頼んで人形をお寺で供養してもらう事にしました。お母さんも渋々と言った感じでA子の言う通りにしてくれました。そして、ある日、B子のお葬式の時にA子は、B子の遺影の隣にあのフランス人形があるのを見ました。すると、小さな女の子がフランス人形を抱き締めました。すると、A子は見てしまったのです。そのフランス人形が小さな女の子のスカートの裾をギュッと掴んでいるのを。終わり。
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