海堂 薫 2013-10-06 08:06:25 |
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ん、どうした?(突然離れた相手を不思議そうに見つめて)
今年は平日だからな。
つまんねぇ。
いや、予定はねぇよ。
ま、越前の誕生日は祝うつもりだけどな(親指を立てて)
クリスマスくらいはお前とずっと話してたいし。
あ、ああ…。すまねぇ…。
なんだか幸せが怖くて怯えてる自分がいる…
陽だまりの場所に居ていいんだろうかって…
甘えたい、幸せになりたいって強く思うのに、願うのに
俺にはそれが許されないような気がして
暗いところに身を隠したくなって…(体を震わせて)
…(ゆっくりと頷き)
クリスマス…
俺もお前と一緒に過ごしたい
こんな臆病な俺で
お前が許してくれるのなら…
なーに怯えてんだよ。
お前は明るい場所にいなきゃいけねぇに決まってんだろ。
今まで真っ暗な中だったんなら幸せになるのは当然だ。
隠す必要なんてねぇよ。堂々と出て来い(微笑み)
そうか、ありがとな。
臆病とか関係ねぇよ。
それに、多分お前より俺のほうが臆病だからな
愛する人と城を作り上げて…
最後には俺が壊して…
いつもその繰り返しだった
だけど、お前と作ったものは
壊せないような気がして…
ありがとうな連れてきてくれて…
日差しが…暖かい(そっと目を閉じて微笑み)
お前は強いだろうが…
いつも目に真実を宿してる
だからついていきたいって思ったんだろうが…
その言葉素直に嬉しいぜ。
そんなふうに言ってもらえたの初めてだ。
俺からはこわさねぇ。
それと、壊させねぇよ。
暖かいならよかった。
お前はずっとここにいるんだ。
そういってもらえるのはうれしい。
でもな、俺のほうが弱いんだ。
だから今まで毎晩泣いてたんだ
お前に会えたから俺は変われた。
お前の方がつえぇんだ
…(こくっと微笑み頷いて)
俺も壊さない、大事にする…
…(幸せそうに目を閉じて)
…眩しい。でもここにいていいんだな…
それはきっとお互いに支えあえてる証拠じゃないのか…
俺も毎日毎晩泣いてる
俺が強く見えるのなら…
それはお前が支えてくれてる、
幸せにしてくれているって事だと思う…
お前に出会うまでは、
俺の心はボロボロだった…
今は少しずつ安らいでいるけれどな…
嗚呼、サンキュな。(相手の言葉に安心した表情を浮かべて)
もちろんだ。
お前の居場所はここしかねぇよ。(優しく頭を撫でて)
そうかもしれねぇな。
マムシが居るから俺も笑えてるんだよな。
お前が居てくれて、お前と出会えてよかったぜ。
俺も嬉しい…(微笑み)
あ…。桃城…。
今日ちょっと思ったんだが
乾先輩にちゃんと謝った方がいいんじゃないかって…
もちろんお前じゃなくて、俺が…。
勝手な解釈ばかりしてすごく傷つけたような気がして…
このままじゃいけないような…気がするんだが
考えすぎだったら言ってな…
俺はどうも落ち着いて考える前に
感情で行動しちまうから…
下手すればまた叩かれるから慎重に考えないといけないことはわかってる
お前はどう思う…?
あ…。余計な事だったらごめんな…;
本体が薬を飲み忘れたせいで、
ちょっと気分的に落ち込みがちになってるのも
あるからな…;
ああ、俺の居場所はここだ。
お前の傍にいる、ずっと…
お前が謝りたいって思うなら謝ったほうがいいんじゃねぇか?
けど、あのトピは乾先輩閉鎖するって言ってたしな…入っていいのか悪いのか…。
良くわかんねぇけど、それはお前が決めることだ。
お前が此処に居てくれることちゃんと分かってる。
だから、もし行くなら安心していって来い。
ありがとうな、桃城…。
今、伝えてきた…。
桃城があの時、
先輩の気持ちを聞き出してくれたから
やっとパズルのピースがあてはまった…
本当にありがとうな…。
(そっと相手の手を包みこみ)
お前のこと信じてる、これからも…。
俺もお前に出会えたから生きていられる
一緒に…
そうか。
別に乾先輩の気持ちを聞きだそうと思ったわけじゃねぇんだけどな。
勝手に先輩がベラベラ話してただけだ。
けど、それでお前が笑ってくれるなら嬉しい。
俺も信じてるぜ。(包み込まれた手を見つめ)
俺もだ。
お前が来てくれたから俺が立ち直れたんだ。
…(こくっと頷いて幸せそうに微笑み)
今でも…お前と出会った時を
頭の中で何度も思い出してる…
あの時、俺は捨てられたボロボロの猫みたいだった…
もう終わりだと思っていた
お前は俺の息をつないでくれた…
(そう言うと恥ずかしそうに俯き)
ああ…。
あの時、ちゃんと待っててくれるって言葉が…
心に響いた
だから俺も待とうって思えた。
お前がいるから病気と闘ってでも
生きたいって思えた
お前が大切にしてくれるから…
ああ。もちろん信じてる…(そっと微笑み)
お前は…
俺から憎しみや疑いの心を
取り除いてくれた…
そして喜びや幸せをたくさん持ってきてくれる…
嬉しいって素直に思える…
(目を閉じて)
よかった。
此処は文字だけの世界だからな。
何も伝わってなかったらどうしようってちょっと思ってた。
嗚呼、頑張れよ。
お前が辛い時は傍にいるから。
そうか。
お前だって俺に幸せを与えてくれてる。
お互い様だ(相手のまぶたに口付けし)
伝わっている…
俺はここにいるんだから…
ありがとうな…
今こうして元気でいられるのも
全てお前がいるからだ…
大げさとかそんなんじゃない
本当に…
よかった…(幸せそうに微笑み)
幸せなんて…俺には縁がないって思っていた
来年の初詣には…
お前と一緒にいられるように祈りたい
…ずっとずっと前は…
愛する人が幸せになるのなら犠牲になります、って
祈った
でもきっともうあいつは幸せになって
俺の犠牲も尽きたんだろうな…
やっと自分の幸せを願えたら…
願えたら…いいのに
そうだよな。
そうか。
お前が元気でいてくれるなら嬉しい。
それに、お前には元気でいてもらわねぇと困るしな。
お前は幸せになるべきだ。
もちろん、俺と一緒にな。
大丈夫、一緒にいるぜ。
1日目は無理かもしんねぇけど。
願って良いぜ、自分の幸せ。
俺は何処にもいかねぇ。
お前の傍にいるから自分の幸せ願ってろよ
…っと、全然来れなくてすまねぇな。
ありがとうな…
…でも…
桃城が年上の俺と一緒にいて苦痛にならないか
それがすごく心配で…
辛い思いをさせないかって…
お前の幸せを考えると
正直ためらう気持ちがある…
お前と一緒に生きたい、幸せになりたいって
強く思うのに…
影になってお前の幸せを願うべきじゃないかって
思っちまうんだ…
ああ。
もう受験も近いからな…
俺のことは気にしないでいい
ちゃんといつもここにいる
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