桃城と海堂の場所

テスト勉強中だったんだな…
すまねえ

俺はちゃんと…
当然だが待っているから
俺の事は気にしないで勉強に集中してな…

いや、気にしないわけにはいかねぇんだよ。
お前が大切すぎて会えないと辛いって思うことも多いんだ。
俺、お前に依存してるな…。

嗚呼、待っててくれ。
ちょくちょく顔を出すと思う。
期末２週間前だからあんまり話せないと思うけど…すまねぇな

そんなにも大切に想ってくれているんだな…
俺は幸せだ… 嬉しい…（微笑み）

初代の桃にかつての俺は依存してた…
関係が終わったと分かったとき、
まるで死んだようになった
だから桃にはあんな悲しい思い、させたくないって思ってる…

ああ、会いに来てくれて嬉しい…
俺もお前の傍にいないと泣いてしまう…
フン、弱いよな…（自分を嘲笑して）

いつでも待っているから…

お前だって俺を大切に思ってくれてんだろ。
お互い様だよ、お互い様。（相手の肩ポンポン）

俺は悲しんだりしない。
お前だけが傍にいてくれればそれでいい。

いや、人間は皆弱いんだよ。
そんな可笑しいことじゃねぇ。（相手の頭を優しくなで）


悪い、俺の先輩が亡くなったんだ。
心の整理がしたいから少し時間をくれ。

…（こくっと頷き）
当たり前だ…
大切に想ってる…
どこにいても、いつだってな…
お前がいるから
世界が色づいて見える…
だから失いたくない

ああ、もちろん傍にいる
ずっとずっと居たい、お前の傍に

…そんな事が…。
…（黙って相手に寄り添い）

…（心配そうに相手を見守り）

桃城、テスト頑張ってな…
俺はちゃんとここに居る
待っているから…

海堂、全然来れなくて悪かったな。
これからはなるべく毎日顔出しするからよ。

桃…！（はっとして相手に抱きついて）

信じて待ってた…。良かった…。
ずっとずっと桃城の事ばかり考えて…
泣いてばかり…
あ、いや、その…
辛かったが…信じてた…
嬉しい…（微笑み）

ちょっ、吃驚すんだろ（突然抱きついてきた相手を見ては微笑んで抱きうけて）

信じてくれてありがとうな。
思ったより立ち直るのに時間かかっちまった、悪い。
泣いてたのかよ。（相手の頬を軽く突き）
大丈夫、俺は何処にもいかねぇよ

桃城に心を寄せることでしか、
俺には悲しむお前に対して
何もできなかった…
すまねえ… 無力だよな…

そして俺もまた、
桃城に依存しているんだって
はっきり分かった…

ああ、信じていた…
これからも信じてる

いや、俺にはまだ大切なお前がいるって思うだけで頑張ろうって思えたんだ。
無力とかそんなんじゃねぇよ。
お前の存在が俺を支えてくれてるんだからな。

俺に依存？
俺には褒め言葉にしか聞こえねぇよ。

嗚呼、サンキュ。
俺も、これからもずっとお前を信じてる。

お前から連絡がない間…
心が締め付けられるような
辛い気持ちでいっぱいだった…
桃城の事を信じるしか術がなかった
ようやくお前の声が聞こえた時、
まるで光が差し込んできたような
喜びがあった…
俺にとってお前がどんなに大切か
身に沁みて分かった
俺もお前がいるから頑張れる。

ああ、依存している…
最近具合が悪くてな…
それでもお前の事を想えば元気になれる…

ああ…。
前は信じることが怖くて
影から影へ逃げていた…
でも今は違う…
お前が信じる心を教えてくれたからな…（微笑み）

そう言ってもらえると嬉しいぜ。
俺も、お前が此処に居るって言ってくれたから立ち直れた。
お前が居なかったらきっと俺は何も手に付かなくなったと思う。
お前の言葉が俺を強くしてくれたんだ。
ともに成長できてるってことだよな。
よかった。


具合が悪い？
風邪か？
無理はするなよ？


俺が教えたんじゃない。
お前は俺に出会うずっと前から信じることは知ってただろ。
でも、信じることの大切さを今までわすれちまってただけなんだよ。

そういえばお前はテニプリのキャラソン、聞いたことあるか？

そうだな…
お前に出会うまで、俺は抜け殻のようだった
悲しくて毎日毎晩泣くしかなかった
桃城も俺を待っていてくれたよな…
だから信じて待とうって思えた

裏切られた過去で
きっと信じることができなくなっていたんだ…
ありがとうな…
桃城が思い出させてくれた
信じる心を

キャラソンか…
今日改めて聞いたんだが、
お前の曲が好きだな…

少し偏頭痛に悩まされててな…
大丈夫だ
気候のせいだと思う

桃城さん、セイチャット以外の誘導は良くないですよ。

マナー違反なので気を付けて下さいね。

桃城…

書き込み、見た…
知らせのメールが来たから…

危ない…
お前が傷つけられたら…

俺の事を本当に理解してくれている
お前が…

何かあったら
俺をここに置いて…
俺は傷ついていい
お前のためなら盾になれるから

そうか…。
見ちまったのか。

俺は傷つけられるのはかまわねぇよ。
前に大事ななりきりの相手を守れなかった。
もう何も失いたくねぇんだよ。
海堂を置いて去るなんてできねぇ。

大好きだって言っただろ？
大好きな相手のためなら傷ついたって大丈夫だ。

そうか…。
俺はお前を変えれたのか？
信じてくれて嬉しいぜ。

どういたしまして。
これからも絶対裏切ったりしねぇから、もう信じる心忘れるんじゃねぇぞ？

サンキュな！
俺もお前の曲大好きだぜ。
あのさ、白石さんのGo onって聞いたことあるか？
無いなら聞いたほうがいいぜ。
前向きになれる曲だからな。

偏頭痛か…。
俺も最近そうなんだ。
気候が関係するのか…。
海堂、お大事にな

桃城はもう十分に守ってくれている…

お前が…
俺の眠れない魂を鎮めてくれた
幸せになりたいという願い…

悲しみと憎しみでさまよう心を
桃城は見つけて癒してくれた
俺は安らいだ…

日のあたる居場所まで
お前が連れてきてくれたから…