白米 2012-11-26 01:12:14 |
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『ねぇねぇ、俺が乳酸菌だよー』
『はぁ…………?』
『だから、俺が乳酸菌で、黒ちんが牛乳ねー』
『へぇ………』
なにやってんだ、あいつら
『だから、こーするとカルピスになるんだよー』
?!
なななななななな、なに、テツに触ってんだよ!
『あー、そうですねー』
つか、
『コートを花畑にすんな!!』
大好き。
正確には大好き…………だった
俺の初恋は、何故か相手は先輩で
……………男だった
なんで、あんな人を好きになったのか
今になると有り得ない
久しぶりに再会した途端
『また俺を好きにしてやる』
とか、意味わかんない
あんな俺様で自己中
大嫌いだ!!
『お前、自分で思ってるより結構俺のこと好きみたいだぞ』
はぁ?
有り得ないし、うん。
でも、確かに
会うと、ドキドキしたりするけど………
でもこれは、
絶対恋じゃない
これは恋じゃない
これはぜっったいに恋じゃなーーい!!!
かっこ悪くても
ダサくても
一生懸命な君は最高だから
自分ではそんなこと
思わないかも知れないけど
俺の中の君は
ださくて最高な
ただのヒーローだから
聴こえることも 視えることも
全て否定して 全て拒絶して
それでも 頭の中で響く声は
日に日に 大きくなる一方で
だから ヘッドフォンを着けた
だから フードをかぶった
何も 視えないように
何も 聴こえないように
赤い色が 嫌いだった
あの日 あの血を視た時から
『もうやめて』
叫んだ
でも 私の眼は それを許さなかった
『もう、何も視たくない』
拒絶した
でも 私の身体が それを許さなかった
『助けて』
『助けて』
『助けて』
眼を隠して 藻掻く
『眼(コレ)さえ無ければ』
『眼(コレ)さえ無ければ』
『眼(コレ)さえ無ければ』
瞼に爪をたて 嘆く
彼らと会ったのは そんな日の午後
あぁ私は 何のために生まれてきたんだろう
昔から 人と眼を合わせると
その人の『コエ』が聴こえて
その『コエ』を 教えてあげると
みんな 気味悪がって 私から逃げていった
母さんの『コエ』を 父さんに伝えてあげたら
父さんは さらに恐くなった
母さんは さらに傷が増えた
母さんはいなくなって
父さんは連れて行かれた
独りぼっちで どうすればいいのか解らなくて
そのうち
『どうでも良くなった』
全て否定して 全て投げ出して
『自分』から 眼を背ければ
『辛くない』
『苦しくない』
『寂しく ない』
だって 『自分』も否定したから
もう、何も残ってないよ
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