櫻ヶ谷 2012-06-28 23:25:00 |
通報 |
今日も星が見える
君とも一緒に見たよね
砂利道にシートを敷いて
痛がりながら笑いながら
あの場所は星が本当によく見えた
流れ星も何個も見たね
お互いに願いは言わなかったけど
あのとき君は何をお願いしたのかな?
もう聞くことはできないだよね
今日もあの場所では星が綺麗なんだろな
忘れたい事
覚えていたい事
思い出すたびに悲しくなって
それを隠そうとする君は優しいね
だから俺からは何も言わないよ
君が打ち明けてくれるまで
一緒に笑おう
101>高校になると虐めもバレないように巧みになって、皓也でさえも見抜けないことが多い。
でも、それで良いと思う、私だけが耐えればいいんだから。
それでも心配して探してくれる皓也に見つからないように……
私自ら虐めっ子を人気の無いところに誘導したりした。
「蘭!何処だよ!」
また皓也が探す声がする…
答えられるわけ無いじゃない。
皓也まで偏見されたらどうするの。
もう呼ばないでよ……
私は、皓也を呼ぶことをやめた。
1人で耐えることを選んだ。
儚く尽きたあのときの恋
虹のように 輝いたのは 一瞬だけ…。
虹のように 儚く 消えた恋
張り付けられた仮面
この手で切り捨てたいのに
何故か怖くて 切り捨てられなかった
貴方の仮面の奥にあるのは
真実か嘘か 笑顔か涙か
全てを壊してしまえば 楽になれるのかな?
散り、見えなくなった涙の粒
頬を濡らし 消えてゆく
これでよかったのか これが正しいのか
道を描く絵の具は バラバラになってないのかな?
貴方に伝えたかったおもい
もう君には届かない
新しい道は まだ消えてはいないから
降り続いている雨が止んだら
新しく道はできるだろう
だから私は道を描く為に
新しい一歩を踏み出した
後悔しても遅い
だから 私と貴方が出会った日を
歯を食い縛り 思い出すんだ
新たな雨を降らせないように
静かに あの日を思い出した
何で、おはぎの中のご飯は微妙に
潰れてないの?
どうせなら全部潰せよ
何?面倒だから?
完全に潰したら餅になるから?
そんなこと恐れてたらおはぎ何かやってけないぞ!!
それに…
僕は粒あん無理だから
どっちみち食べれないけど…
今日こそ君に伝えたい
君に言う言葉
僕の言葉はあやふやで
聞き取れないかもしれないけど
せめて言わせて
君の側まで
『好きです』と言わせて
くれないかな
今、際限ない悲しみの要塞を
打ち砕いて君を連れて行くよ
いいかい全力で走り切るんだ
置いて行かれた君が待つ
あの場所まで 『It's calling for yourself』
─皓也サイド─
蘭が居ねぇ。
また虐めか?
…蘭を探しながらふと思う。
最近、あいつが心から笑ったところを見てない。
なのに、あいつは虐められてるとか、辛いことがあったとか、そんな事一言も言わずに笑う。
「クソッ、蘭どこ行ったんだよ……」
思わずそう呟いたとき、いつも俺の周りに来る女子達が話掛けてきた。
「あ!紅旺君じゃない!藍堂さん探し?」
…んでこんな人が焦ってる時にくんだよ…
そう思いながらも適当に返事を返す。
「ん?あぁ、一緒に帰るからな。」
俺は、当たり前の様に言ったこの言葉に
酷く後悔することになる。
─蘭サイド─
…あぁ、もう流石に皓也も帰っちゃったかな…
監禁された教室の時計は20:00を表示してる。
窓は実験室の為先生の持ってるリモコンでしか開かないから、ドアを閉められると出られる方法はない。
…これで誰も来なかったら、今日は学校に泊まりかな…(笑)
─皓也サイド─
20:00を腕時計が知らせる。
でも、まだ蘭は見当たらねぇ。
帰ったのか?とも考えたけど、下駄箱にはあいつのローファーがちゃんとある。
…まさか…どっかに閉じこめられてんのか?
そう思いついたと同時に、俺は片っ端から教室を調べ始めた。
教師にも流石に呼び止められたけど、今はそんな事に構いどころじゃねぇ。
「蘭!!返事しろ!」
そう叫びながら、最上階からしらみつぶしに探していく。
こちらのスレッドは閉鎖されましたので、投稿ができません。 |