一般人 2022-11-19 09:42:02 |
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>>3180の続き。
猫太「妖怪ウォッチってただの時計じゃないか。(汗)」
ゆかりん「所が、ただの時計じゃないんです!出てきて!ハルヤ君!妖怪ウォッチセットオン!」
ハルヤ「呼びましたか?姫?」
猫太「おお!スゲー!ハルヤが出てきた!なんて、感動している場合じゃないんだ!実は、お前に頼みたいことがある。」
ゆかりん「ハァ、それ二回目ですよね?それで、頼みたいことって?」
猫太「お前にこれを育ててほしい。」
そう言うと、猫太は鉢植えをゆかりんに渡した。
ハルヤ「何だ?これ?鉢植えじゃん。しかも、まだ何の芽も出てないし!」
猫太「そうなんだよ。実は、これはな!何と!聞いて驚け!精霊にもらった花の苗なんだ!」
続く。
>>3185の続き。
ハルヤ「へぇ、猫太の他にも精霊がいたのか。」
猫太「ええっ!?ツッコむ所そこ!?」
ゆかりん「あの、この花の苗ってどんな花が咲くんですか?」
猫太「それが、分からないんだ。(汗)」
ハルヤ「ええっ!?分からないってどうして?」
猫太「実はだな、俺は、前にと言うか俺が、生きてた頃この花の苗をもらった事があるんだ。」
ゆかりん「ええっ!?そうなの?」
猫太「ああ、その時は、薔薇の花を咲かせたんだが、この花の苗はどうも俺の時とは違うような気がするんだ。」
ゆかりん「そうなんですか?」
猫太「ああ、それとお前にもう一つ。お前が植物と話せる能力を授けてやる。」
ハルヤ「植物と話せる能力って。(汗)それ、必要あるのか?」
猫太「当たり前だ!植物を育てる上では必要だろう!多分!」
続く。
>>3186の続き。
ゆかりん「多分じゃ意味はないと思うけど。(汗)」
猫太「まぁ、細かいことは気にするな!じゃあ、いくぞ!おりゃぁ!」
猫太は両手を広げるとゆかりんに手をかざした。
ゆかりん「?特に、何ともないじゃない。」
猫太「まぁ、周りの木達におはようございますとでも言ってみたらどうだ?」
ゆかりん「分かりました。おはようございます。」
すると、周りからおはよう、おはようと声が聞こえた。
ゆかりん「凄い!声が聞こえるよ!」
ハルヤ「俺には、何も聞こえませんが。(汗)」
猫太「それが、植物と話せる能力だ。どうだ!凄いだろ!はい!拍手!」
ゆかりん「それで、この花の苗を育てればいいのね?」
猫太「ああ、そうすればこの百花園も活気がついていろんな花達が目覚めるだろう。後は、来訪者だな。」
続く。
>>3187の続き。
ゆかりん「来訪者ですか?」
猫太「ああ、実は、この百花園には何と!客は今日まで0人なんだ!」
ハルヤ「ハァ!?ぜ、0人だと!?マジか!?」
猫太「俺が、嘘を言うと思うか?本当の話だよ。(汗)」
そう言うと猫太はため息をついた。
猫太「もし、このまま百花園に客が来なくなったらこの園はもう終わりだ!しかし!その花の苗さえ育てば万事解決!客も来て花も育つ!まさに一石二鳥だ!」
ゆかりん「ちなみに、この花の苗はなんて名前なんですか?」
猫太「ああ、コイハナだ。」
ゆかりん「コイハナか。いい名前。」
猫太「それで、ゆかりん。声を掛けて悪かったんだが、名札貼りはしなくていいのか?」
続く。
>>3188の続き。
ゆかりん「あっ!いけない!再開しないと!じゃあね!猫太さん!」
猫太「ああ、引き止めて悪かったな!所で、コイハナはこの園にある軒下の縁の下に隠しとけよ!」
ゆかりん「分かりました!」
そして、名札付けは終わり昼休み。
ゆかりん「ハァ、やっと名札終わった。(汗)」
柊二「こんにちは。お嬢さん。」
ゆかりん「あっ、こんにちは。」
かなえ「何だ、柊二来たのか。」
柊二「うん、新しい新人の子って女の子だったんだね。始めまして。僕は、かなえさんの同級生の基山柊二です。どうぞ、よろしく。」
ゆかりん「ゆかりんです。よろしくお願いします。」
続く。
>>3189の続き。
かなえ「同級生のっていつの話してるんだよ。(汗)お前。(汗)」
柊二「ウーン、前かな。」
朔良「所で、ゆかりん。どうだ?園には少しは慣れたか?」
ゆかりん「ええ、まあ。」
和真「へぇ、ゆかりん先輩は凄いですねー。俺なんて、ここに慣れるのに一週間はかかりましたよ!」
ゆかりん「ええっ!?そうなの?」
梓恩「和真は仕事の飲み込みが悪くてな。(汗)こっちも、かなりフォローしたんだ。」
和真「ムゥ!仕事の飲み込みが悪くて悪かったですね!(怒り)」
そして、次の日。
猫太「ゆかりんー!」
すると、そこへ猫太が物凄い速さで走ってきた。
ゆかりん「猫太さん?どうしたの?そんなに急いで。(汗)」
続く。
>>3190の続き。
猫太「聞いてくれよ!来たんだよ!客が!怖い人達だけどさ!」
ゆかりん「怖い人達?まさか。(汗)」
すると。
承太郎「ゆかりんー!」
ゆかりん「やっぱり!承太郎兄様!ディオ兄様にクリザリッド兄様にゲーニッツ兄様に溝口兄様も!」
猫太「何だ?お前の兄貴達か?」
ゆかりん「はい、義理の兄ですが。(汗)」
ゆかりんはゲーニッツ達に聞こえないように猫太に話しかけた。
ディオ「ゆかりん、お前猫と話せるのか?」
ゆかりん「えっ?あ、うん!そうなの!」
いつの間にかゆかりんの足元には猫姿の猫太がいた。
クリザリッド「流石、俺らの大事な妹!誰とでも仲良くなれるな!」
続く。
>>3191の続き。
ゆかりん「あ、お兄様達、事務所に案内するね。」
そして、ここは事務所。
事務所では緊張気味の和真と思ったよりも冷静そうな朔良そして、冷や汗をかくかなえがいた。
かなえ「えーと、貴方方がゆかりんの義理のお兄様方ですか?」
承太郎「はい、長男の豊臣承太郎と申します。」
ディオ「次男のディオだ。」
クリザリッド「三男のクリザリッドです!」
ゲーニッツ「四男のゲーニッツだ。」
誠「五男の溝口誠です!溝口ー!」
承太郎「で、こいつが六男の山崎竜二です。」
そう言うと承太郎は竜二といろはが写ったスマホの画面を見せた。
続く。
>>3192の続き。
ゆかりん「所で、お兄ちゃん達はどうしてここに来たの?」
承太郎「それが、親父がお前の様子を見てこいと五月蝿くて。」
ディオ「でも、元気そうで良かったよ。」
和真「あのさぁ、先から気になってたんだけど、ゆかりん先輩のお父さんって誰?」
クリザリッド「もしかして、ゆかりん言ってないのか?」
ゆかりん「えっ?だって、豊臣って言えば皆分かると思って。」
ゲーニッツ「あの、ゆかりんって言うか俺らの父親は豊臣秀吉なんだけど。(汗)」
かなえ「何だと!?豊臣秀吉!?」
朔良「豊臣秀吉って言えば、豊臣財閥の人ですよね?」
和真「ええっ!?つまり、ゆかりんはお嬢様なの?」
誠「まぁ、そういう事だ。」
続く。
>>3193の続き。
かなえ「マジか!ゆかりんがあのかの有名な豊臣財閥の娘とはねぇ。(汗)」
朔良「同じ苗字だったからまさかとは思ったが予想があたったか。(汗)」
ゆかりん「あっ!でも、私のことは別に特別扱いしてくれなくてもいいよ!」
すると。
梓恩「あれ?皆、どうしたんだ?怖い顔して。」
柊二「何?皆して真剣な話し合いかい?ってか、誰?その人達。(汗)」
かなえ「ゆかりんの義理のお兄様方だ。それより、お前らよく聞け!ゆかりんはかの有名な豊臣財閥の娘なんだとさ。」
柊二「ええっ!?ゆかりんがあの豊臣財閥の娘さん!?」
梓恩「どうりで、苗字が似てると思ったらゆかりんは豊臣財閥の娘だったんっすね。それなら、納得出来ます。(汗)」
続く。
>>3194の続き。
ゆかりん「あの、皆さん、マジで私のことは、今まで通りの対応でいいからね!」
その後、押し問答の末、何とか今まで通りの接し方で大丈夫と言う事でその場は何とか収まった。
そして、次の日。
ゆかりん「ウーン。」
朔良「どうした?ゆかりん?朝から唸ってるようだが。」
ゆかりん「あ、朔良君。あのね、実は、百花園に人を呼び寄せる方法がないかなって思って。」
すると、ゆかりん達の話にかなえも加わってきた。
かなえ「つまり、お前は、春だから何かを企画したいと言いたいんだな!」
ゆかりん「うん、でもどうしたら。」
かなえ「ならば、花見など、どうだ?」
朔良「えっ?花見ですか?」
続く。
>>3195の続き。
かなえ「そうだ。俺らが花見をして楽しんでいる所を撮影すれば、来訪者も増えると思うんだが、どうだ?」
ゆかりん「いいね!それで、いつやるの?」
かなえ「そうだな、来週は休園日だからその日でいいんじゃないか?」
ゆかりん「来週は土曜日だね!いいかも!朔良君はその日大丈夫?」
朔良「ああ、特に予定はないから大丈夫だ。」
ゆかりん「かなえさんは?」
かなえ「俺も、特に予定はない。」
ゆかりん「そっか、後は、梓恩君に、和真君に柊二さんにも聞かないと。」
そして、ここは園芸店。
ゆかりん「柊二さん、こんにちは。」
続く。
>>3196の続き。
柊二「こんにちは。どうかしたのかい?」
ゆかりん「あ、実は、土曜日に皆でお花見をすることになったんだけど、柊二さんも参加出来ます?」
柊二「土曜日か。ちょっと待ってね。」
そう言うと柊二は奥の部屋に行くとすぐ戻ってきた。
柊二「予定表を見たけれど、大丈夫。土曜日は空いてるよ。」
ゆかりん「そっか、良かった。じゃあ、私は、行くね。」
柊二「ああ、またね。」
そして、ここは植木職人達の休憩所。
ゆかりん「こんにちは。」
和真「あっ!ゆかりん先輩だ!」
梓恩「ゆかりんか。どうした?」
続く。
>>3197の続き。
ゆかりん「あの、梓恩君、親方さん達いるかな。」
梓恩「いるけど、どうしたんだ?」
ゆかりん「うん、実は、土曜日皆でお花見をすることになったんだけど、皆の都合は大丈夫かなって思って。」
和真「成る程、僕の方は空いてるんで大丈夫だよ。」
梓恩「俺も、大丈夫だ。あ、親方。」
親方「お!お嬢ちゃんじゃないか!どうしたんだ?」
すると、そこに親方と他の人も来た。
ゆかりん「あ、実は、今度皆で土曜日に花見をすることになったんですけど、親方さん、都合大丈夫ですか?」
親方「ああ、俺は、大丈夫だ!お前らも大丈夫だよな!」
親方の問に答えるように皆も大丈夫と返してくれた。
続く。
>>3198の続き。
ゆかりん「良かった。じゃあ、早速かなえさん達に伝えておきますね。」
親方「おう!よろしくな!」
そして、ここは事務所。
朔良「ゆかりん、どうだった?」
ゆかりん「うん、皆予定OKだった。」
朔良「そっか。良かった。」
かなえ「おい、お前ら肝心なことを忘れてないか?」
ゆかりん「えっ?何?」
かなえ「ほら、花見の時の料理代とジュースとビール代だよ。(汗)」
ゆかりん「あっ!忘れてた!」
かなえ「マジかよ!そういうのも計算のうちに入ってたんだとてっきり思っていたのに!」
続く。
>>3199の続き。
かなえ「朔良、予算の方はどうだ?」
朔良は電卓を叩くとかなえに見せた。
朔良「こんな感じです。」
かなえ「成る程、ゆかりん、料理は何を頼む?」
ゆかりん「そうだなぁ、じゃあ、お寿司にしようか。」
ハルヤ「流石姫!寿司なら皆、好きですからね!」
かなえ「ウォ!ハルヤ!お前、どっから出てきたんよ!」
ハルヤ「姫の持っている妖怪ウォッチからだ。」
かなえ「ホォ、よく分からんがまぁいいや。(汗)」
朔良「それと、ジュースだがどうする?皆、それぞれ好みもあるしな。」
続く。
>>3200の続き。
ゆかりん「皆、カルピスでいいんじゃない?」
朔良「カルピスか。」
ゆかりん「えっ?朔良君、カルピス嫌い?」
朔良「嫌、嫌いではない。」
ゆかりん「じゃあ、カルピスにしよう!」
かなえ「おいおい、いいのかよ。(汗)」
ゆかりん「じゃあ、オレンジジュースも出しておきます?」
かなえ「ああ、そうしてくれ。」
そして、土曜日。
今日は、休園日であるため百花園の皆以外は来ないはずだった。
続く。
>>3201の続き。
猫太「ゆかりん!大変だ!」
ゆかりんの元へ猫太が幽霊姿でまたやってきた。
ゆかりん「猫太さん、また慌ててどうしたの?」
猫太「なぁ、今日は、休園日で皆で花見をするって言ってたよな!」
ゆかりん「ハァ、まあ言いましたけど。」
すると、そこへ豊後もやってきた。
豊後「あっ!ゆかりんちゃん!」
ゆかりん「豊ちゃん!どうしたの?」
豊後「あのね!先、結構怖い人達が来てたの!」
ゆかりん「怖い人達ってもしかして、私の兄達の事ですか?」
猫太「嫌、違う。お前の兄貴達じゃねぇよ。(汗)」
続く。
>>3202の続き。
ゆかりん「えっ?私の、兄達ではない?じゃあ、まさか。」
すると。
駿「ゆかりんちゃん!会いたかったよ!」
そこにいたのは駿達だった。
ゆかりん「やっぱり。(汗)」
駿「ンッ?やっぱりって何?」
ゆかりん「ううん、何でもない。」
駿「そう?」
すると。
吾郎「ゆかりんちゃん!ワイとも話そうや!」
彰「おい、お前ら先に行き過ぎだぞ!」
義孝「おお!ゆかりんさんではないですか!」
続く。
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