匿名 2023-09-07 14:34:21 ID:612f5277b |
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「、、、だからって許す訳じゃねーけどな」
「え~?チッ、、、」
「ジムトレ達はとどのつまりテメェ心配して駆け回ってんだろ?!!海はこんなオオシケで近付かないと思われるわ俺も思ったもん!!!?」
デンジが起きるのを待っている間に電話を掛けたら出た、そして嗚咽混じりに声で必死にデンジがいないと言うことが伝わってきていたのだ、
「それは謝罪しとくか、、、」
なんて緩い会話をして大分回復したデンジを連れてジムに戻る、ジムの扉をあげる、いつも通りな、何も変わらない、いいジムだ
デンジがジムトレ皆にもみくちゃにされるまであとーーー、、、
「赤いアフロと甘い香りと痺れる青さ」オデン/歯車鳴り響くジムで、デンジsido
、、、腹減った、そう思ったのは七徹目、アイディアも浮かばなくなってきた辺りからだ、普段だったらうるさいはずの赤いアフロ、腐れ縁なオーバが度々来るはずなのに、いないならいないで静かでムカつく、本人には言ってやらないが、そんなことを思いながらジムの鍵を閉めることを忘れ、ジムトレ達の引き留めも交わして外へ出た、何も思い付かないときはひとつしかいく場所はない、天気予報もまだ大丈夫そうだ、晴れなら荒れることはないはずだ、そう思って海へいく、いつ来ても変わらない、アイツとずっと遊んだ海、一回一緒に溺れかけて親にしこたまおこられたなぁ、、、何て思い出に耽っていると、飴のように意識が蕩け出していく、視界がぼやけて青の海と夕日、アイツみたいな暑苦しいけど、、暖かい色、それだけが視界を埋めてしまえばプツリといとがきれた
、、、冷たい、寒い、息が出来ない、、、、回りは暗く視界を覆う、何もわからない、、、、
ーーー、い!!おい!!デンジ!!!!ーーー
誰か呼んでる、、、懐かしいあの暑苦しい、いやと言うほど聞いたアイツの声、支えられてる体は震える、寒いからじゃない、相手の振動が伝わってくる、、薄く目を開けると、蒼く深い空模様に、紅く燃え上がるような特徴的なアフロが目に入る、暖かい
「。、、んあ、おー、、、ば、?」
上手く声が出ない、気管に水が入ってるらしい、口を震わす相手に嫌味を一つ。
「なん、か暑苦しいと思ったらお前か、、、」
嬉しそうな相手に怪訝な顔を向けていると
「、、、んで、あんな危険なことした?なぁ、デンジ、、、」
震えてる声が耳に入る、
「な。んの話だ、?」
掠れた声で呟く、相手が驚き顔を見つめてくる、
「は?いや。おま、海で寝て、というか気絶。?してる状況で何抜かしてんだ、、、」
そういえば体が水で重い、寝てたなぁ、、と思いながら返事をした
「あぁ~、なん、も、思い付かなく、て、いつも通り海来たら、やけに眠くて、、、」
「何徹目?」
「なな、、、」
眠くて相手の暖かいかたに寄りかかる、懐かしいような、甘い香りで、安心した、相手が何か叫んでる、うるさいと言うことだけはわかって
「うるさ、、、い、、、つーか見ろ、これ、外れてたんだよ、、、」
そっと携帯を見せる、防水に買い換えておいてよかった、相手が目を白黒させて覗く、そのあとなんか小言をこぼす相手に媚を売る、まぁ本音だが
「だって、、どこいたってお前探してくれるじゃん、何時だって歯車の鳴り響くジムにかえれる、お前のおかげでな」
笑いかける、心配かけたんなら多少はな、優しい甘い香りと暖かい赤に、親友に、
「だからって許す訳じゃねーけどな」
「え~?チッ、、、」
失敗か、まぁいい、なんかジムトレが自分を探していたらしい、後で謝っておかねば、相手と緩く会話して日常へ帰る、ずっと続いてほしい、優しい日常へ
「混沌の」 カイ→ノエ? ホプノエ
パラドクスエンディング、混沌を継ぎし者、その後
ノエル君が失踪した、その連絡を聞いて最初はパラドクスにでも巻き込まれたかとおもっていた、でもセラさんはいる、おかしい、それにもう数ヵ月立つ、彼が、彼だけが居なくなった、セラさんは
「ノエルの過去を覗いたの、カイアスが作ったうつろなる幽郷で、でも、そのあと戻ってきたらもうノエルは居なかった、何処にも」
そう聞いて思考が停止しかけた、辛うじて持ちこたえる、ここで本人に確認せず過去を聞くなんて無礼極まりないけれど、手がかりになるかもしれないと、質問を投げ掛けた
「ノエル君の、、か、過去を聞いても良いですか?」
「、、手がかりになるかもだもんね、良いよ、」
優しい声が響く、此方へ気遣いしてくれる相手に少しだけ気持ちが軽くなった、ノエル君の過去は軽く聞いていたが悲惨だった、過酷で計り知れない辛さが合間見える、話終えた頃には僕は何も言えなくなっていた
「、、、彼は、混沌の心臓を継いだんですか、、」
そう、ひとつ質問をすることがギリギリなほど、彼は辛い経験を生き抜いてきた、軽々しく語ってはいけないと思った、
「、、、そうなるかな、」
死ねぬ体になった彼は何思うのだろう、今どこで、どう思ってるのか、僕は何も分からなかった、彼らに頼るだけ頼っていた僕じゃ、何もわからないしできない、ただただ後悔と自責の念が、頭に渦巻く、
「ホープ君は気に病まないで、その気持ちこそ、ノエルが知ったら一番辛いと思うの、ノエルは責任感が強いから、今は探すことだけ考えて?帰ってきたら、文句とか感謝とか、話したいこといっぱいあるでしょ?」
「セラさん、、、」
それもそうだ、僕が気に病めば彼は確実に責任を、何も悪くないのに感じてしまう、それだけは避けたい、見つけてまた出会えたら沢山、沢山いろんな事を話そう、まだどこかで生きる君へ、探そう、見つかるまで、
ーーー取り合えず、心当たりや関連がありそうな場所を洗い出す、
「やはり、AF700年死に行く世界、、、彼の生きた世界等でしょうか、、、」
「うーん、、、あとAF300年のヲルバ郷もありそうだね、」
紙に軽くまとめて彼の居場所を探す、心当たる場所は多い、だがあくまで僕が探せる範囲はこのAF300年新都アカデミア、そして未来しか探索は出来ないしかも未来にいけば帰ってこられない、もどかしかった、
悔しくてうつむく、
「っ、、、、!!」
いつの間にか拳を握り締めていたらしい、血が滲む、
「ホープ君、」
凛とした。ライトさんと近い声、耳にスッと入る、優しい声がして顔をあげる
「ホープ君は、ここで、ノエルがいつ帰ってきても良いように、サポートしてほしいな、だから、悔しがらないで、」
といいケアルを掛けられる、やっぱり僕は未熟だな、と思うけれどセラさんに従おう、
「、、、そうですね、有難う御座います」
「じゃあ、私は死に行く世界を見てくるから。宜しく」
「えぇ、おきをつけて」
静かに相手を見送った、自分にできることは何があるだろう?、アガディアスタワーの情報網を調べる?同じAF300年のヲルバ郷にいくこと?とにかく今できる事をしなきゃ、僕はまずアガディアスタワーへ向かった
。、、情報はなかった、様々な時空を調べたけれど、何もない、一度ここに来た彼のことだ、かいくぐる術を身に付けていたのだろう、次はヲルバ郷へ向かう、アリサに指示を出して留守をお願いする、ヲルバ郷を歩き回っていると、人影がある、立ち入り禁止のここにある、あの碧色は自分が探し焦がれた、美しい、愛した碧
「ノ、エル、君、、?」
声が震えるのをおさえて平静を装い話し掛ける、相手が静かに振り返ってこちらを見る、彼の目に光はなかった
「、、、ホープ?」
少し目を見開いて声が届く、優しいけれど何処か虚ろで空虚な声色だった、
「ノエル君、、い、今までどうして」
「帰ってくれ」
「、、、え?」
「っ、、、帰ってくれっ!!!」
彼の目には不安、恐怖、、、苦しみ、
「どうして、、君って人は、、っ、!!!」
また、まただ、君は一人で抱え込む、こちらを頼ってほしい、迷惑じゃないから、枷にならないから、だからお願い、頼って下さい、そんな声は嗚咽に埋もれ消える、相手の顔が見えない、目頭が熱い、言葉の代わりに流れ落ちる水滴はとまらなかった、
「ホープ、、、」
「君って人はっ、、!!!!どうしてっ、!!!」
胸ぐらを掴み声を荒らげる、何も話さず消えてまたボロボロになって帰ってくるんだ、そんなのもう嫌だ、頼ってほしい、ただそれだけだ、
頬を拭われる、優しい、でも傷だらけでさわり心地がいいとは御世辞にも言えない。、、綺麗で美しい、僕が大好きな手だ、
「ホープ、ごめん、でも、、、頼り方、分かんないし、迷惑なんてかけたくない、、、、みんな、死に物狂いで生きてるから」
命の重みを知りきってる彼の言葉は、その重みが含まれ静かに耳を通る、でも、
「迷惑だなんて、、思うわけないじゃないですかっ、、」
嗚咽混じりに呟く、相手の目が見開かれる、胸ぐらをつかむ手が震える、
「君が言いたいことも理解はできますっ、、でも、急においてかれた僕らの気持ちはどうなるんですかっ、、!!!」
「っ、、、!!!!」
動揺し気まずそうにふい、と顔を逸らされる、
「君が、その辛さを僕たちよりなん十倍も経験しててわかってるはずでしょう、?」
相手がぎゅっ。と唇を噛み締めうつむく、
「ねぇ、ノエル君、頼ってくださいよ、話すだけでいいんですから、、」
もう、涙は流れなかった、力強く、しっかり意志を込めて相手に投げ掛ける
胸ぐらをつかむ手に彼の手が重ねられた
「、、、死ななくなった、でも、それで、カ、イアスの想いとか、ど、して、あんなこと、したのかと、か、分かった」
上手く喋れない相手の話を静かに聞く、要約すれば『混沌の心臓によりカイアスの思い、過去を見て自分の師の始末を付けてやる、他人を巻き込んじゃいけない』と思っていたらしい、死ねない体じゃおいてかれるのは目に見えて、だから関係をたとうとした、
「、、、そうですか、そういうのこそ、皆で解決しましょう?きっと、人数いた方が色々分かること多いですから、ね?、、、、君を一人にはさせません、絶対に」
「ほー、ぷ、、、」
相手の美しい碧眼から涙がこぼれ落ちた、彼をおいていくなんてことは絶対にしない、彼を救って見せる、そう決意をして僕は碧眼から零れる涙をそっと撫でた、
「ありがと、、これからもよろしく」
「えぇ、よろしくお願いしますね、ノエル君」
笑顔の君と話せる事が、僕の生き甲斐ですから、一緒に頑張りましょう、みんな、君を待ってますから、
end
「掌の」ホプ→→→→→→→→ノエ(と見せかけ共依存)ヤンデレ
僕には愛して愛して愛して止まない人がいる、美しくて、儚い、触れるだけで溶けてしまいそうなコロコロと表情が変わる君、可愛らしくて回りの人間が全員肉の塊、モノクロにしか見えない位彼の碧と白は僕の目に焼き付いていて、今日も君のとなりにたつ
でも最近、彼の回りにはある噂がある
『彼の近くにいると確実に怪我を負う』
その噂で、彼の近くには僕とごく一部の人しかいない、まぁその噂、僕が原因なんですけど、彼に近づく人間にトラップを仕掛けたり魔法をつかっただけ、流石に自分で自分を傷付けるのは色々思いましたけどw、陰口を叩かれる彼に優しく声を掛ける、
「ノエル君!一緒に出掛けませんか?」
「、、、ホープ、いいよ、大丈夫」
そう、彼は噂によって外に出る回数が減ったのです♪、優しい彼だから誰かが傷つくことに耐えれないんでしょう、でも
「大丈夫ですノエル君、一緒に行きましょう?」
「、、、わかった。」
やった、誘い出せた、ショッピングにでも行きましょう、と言うと彼の瞳が心配そうに揺れる、
「でも、、誰かがまた怪我したら、、、」
「大丈夫ですよ、ただの噂です、それとも嫌なら公園でゆったり、二人きりでお話ししませんか?」
「でも、ホープ、、」
「いや、、ですか?」
首をふるふると慌ててふる彼がとってもかわいくて愛らしい、手を繋いで歩き出す、彼と二人きりなんて、夢みたいに甘い響き、最高の気分だ、
少ししたら広い、隠れた花畑につく、お気に入りの隠れ家、彼と二人きり、ほんっとうに最高の気分だ!!
「ノエル君、大変でしたね、ゆっくりお話ししましょう?」
口が歪みそうなのを抑えて、優しい笑みを勤めて出す、相手の瞳に涙が浮かぶ
「ほーぷ、、、」
揺れる、寂しそうな、すがるような声が心地いい、甘美な響きを持つ声が、僕に向けられている、その事実が嬉しい、
一緒にお茶を飲みながら話す、そうしていると体がびりっとしてバランスを保てなくなる、目がチカチカする、顔をそっと上げる、そこには恍惚な笑みを浮かべた彼がいた
「あっ、ははぁっ、!!!やっと、、やっとチャンスが来たよ、、なぁ、ホープ」
甘美で妖艶で艶やかな、嬉しそうで
ーーー狂気じみてる笑いが、声が耳をうった、からだがうごかない、しこうがまわらない、相手にそっと抱き寄せられる、
「今まで邪魔なやつら、、蹴散らしてくれてありがと、でもさぁ、、
ーーー殺さなきゃ、意味ないぜ?」
いつものじゅんすいそうなころころかわるひょうじょうでぼくをみつめてくる、そういえばさいきん、じぶんのまわりでしつこくこういをむけてくるあいてがいしきふめいのじゅうたいなことがふえていたきがする、いささかありがたかったので、きにもとめていなかった、
ーーーあぁ、ぼくはかれのてのひらのうえでおどらせれていたんだ、
うつくしいくちもとがゆるくこをえがき、ぼくのいしきはそこでとぎれた
、、、俺には愛してやまない相手がいた、ホープだ、ホープも俺のことが好きなんだろう、でも虎視眈々とチャンスを狙った、
ーーーあぁ、勿論害虫駆除も、ホープが俺の為だけに怪我を負ってくれる様が酷くゾクゾクと、さいっこうに気分がよくなった、そんなとき励ますために声をかけてくれたホープ、チャンスがきた、
ーーーワザワザ植物とか薬とかについて調べたんだぜ?誉めて欲しいなぁ、まぁそんなことはどーでもいい、俺はついにアンタをてごめにできた、嬉しかった、
「あっ、ははぁっ、愛してるぜ、ホープ」
俺の口は、弧を描いて、相手の翡翠が閉じるまで見つめ続けた
裏話
最近、ホープ君とノエルがおかしい、互いに依存しているような、排他的な感じがする、今日もノエルの回りの人が怪我をする、
ーーーでも二人とも、表面上しか心配してないの、眼がね?ごみを見るような冷めきった目、私は二人が一緒に出掛けたって聞いて嫌な予感がした
「どこにいるのっ、??!」
探してもなかなか見つからない、美しい花畑について探そうとしたら
「いたっ、、!!ホープくっっ、、??!」
思わずのどをつまらせた、ノエルが美しく口元に弧を描いて、恍惚とした目で、倒れたホープ君を見ていたから、私は、その場からはなれた、
end,?
「cat」ホプ→(←)ノエ 現パロ
、、、なにこれ、このもふもふな、!!!
「かっ、、、かわいいっ、!!!」
ーーー最近、ノエル君に、判明したことがある、彼は重度の猫好きだ、猫を見るとずっと眺めている、一緒に歩いてるときでもチラチラと、彼の何かに刺さったらしい、
「可愛いなぁ~、」
にゃぁ、とひとなきして猫が彼にすりよった、どうやら動物も垂らすらしい、人も動物も、彼はホイホイかなにかなんだろうか?まぁ、そんなことはいい、どうでも、、、でも、僕への関心が薄れてってる気がしてならなかった
「ノエル君、あの、、、」
「あ、ちょっと待って、」
そのまますたすた、猫の方へ、
「あっちの路地で待っててな?あとでいくからさ、」
なんて、完っ璧に手なづけていた、
「で、なんだよ、」
「あぁ、その、、、」
なーんて感じだ、猫は確かにかわいい、でも、もっと僕の方を向いてほしい!!!!彼の猫に対する執念と同じ、ただその気持ちの矛先が君なだけ、かわいい君を独占したいだけ、じゃあデートにさそえばいいんじゃないか?だが、中々頷いてくれない、財布を心配してくれるのは嬉しいけれど、これでもアカデミアの最高主任、余るほどあるんだから、だから、彼の猫好きを利用することにした
「ノエル君、猫カフェ、行きませんか?」
「猫カフェ?!何それ、、、絶対最高な気配」
よしつれたっ!!軽く彼に説明するともっと食いついた
「いくいくいく!!!絶対いく!!!いつ?!」
可愛いけどちょっと僕的にはショック、、まぁ、きをとりなおして、日にちや予定を軽く決めて眠りについた(一応ノエル君が15の時路頭に迷ってるとこを拾いましたから同居してるんです)、当日、彼はうきうきした様子で話しかけてきた、
「どんな子がいるんだろ、!!!」
目をキラキラと、年相応に輝かせる姿が見れて嬉しいけれどちょっと複雑で、笑みを返して店へ案内する、落ち着いた、モダンでちょっとレトロな猫のための設計のカフェ。かわいらしいランプの優しく暖かい光が彼を照らす、
淡い光が彼の色素の薄い肌を撫でる、柔らかい表情相まって儚くも美しかった。
「さ、いこーぜ!」
明るい笑顔であるきだそうとする相手を追い掛ける
「そんな焦らなくっても受付は逃げませんよ~、、」
彼は好奇心旺盛なところもあるし始めてきた場所だからしょうがないけれど、でもそんなところが一緒にいると笑顔になれるんです。受付を通って猫たちのいるエリアに歩を進める、ノエル君が固まって動かなくなった、
「の、ノエル君、。???」
「、、、っかっっわぁ、、!!!」
わぁ、凄くキラキラしてる、目がキラッキラ揺れてる、それもそうだ、彼のホイホイが発動して周りに集まっているから
おもわず連写した、猫と戯れる彼は可愛らしい、かわいい×かわいいはかわいいでしかなかったらしい、(一応僕も猫派なので、)彼の横で座って見ていると彼が顔をあげてじっとこちらを見つめてくる。
「、、、」
「。、、ノエルくん??」
わしゃり、と頭を撫でられた、猫にたいしてみたく、やさしい手付きで、
「、、、やっぱり犬っぽい?」
「え???」
「いや、ホープって、犬っぽいなって、、、でも撫で心地は猫っぽいかも」
何てのんきに説明してくる、ノエル君は犬が苦手で吠えられただけでビックリして隠れていたなぁ、何て思いながら相手を見た
「、、、でもやっぱ、一番好きだな、これ」
撫でながら彼は爆弾を落とした、撫で心地の話だろうと顔に熱が集まる、湯気が出そうだ、
「、、、ホープ???」
「あっいえ何でもないですっっ!!!!」
「あ、うん、、、」
すごく声がうらがえってしまった、、情けない、、、まぁ、そんなこんな、楽しんで家に帰りました。
「、、、猫ってやっぱ可愛いな、うん」
「そうですね、、、」
複雑ではあったが彼が楽しそうだしよしとしよう、それに僕も普通に癒されたし、家で和やかな会話をして、猫を飼おうか、なんて笑いあって、そういうのが一番幸せなのかもしれない、
『正解、そう言うのこそだと思うぜ』
「、?」
後ろから別の、ノエル君だけどノエル君じゃないような、不思議な、儚くて寂しげな声が聞こえた気がした
end
今更現代パロ設定
舞台は新都アカデミア、世界終焉やパラドクス、ファルシもいない、文明が発展してる所だけ原作と同じ、ブーニベルゼ計画、デミファルシ計画等もすべて存在しない、アガディアスタワーもなくなっている
ホープ(23)
アカデミー最高主任でノエルを拾った張本人、最初は親愛だったが歪みに歪んで恋愛となる、まぁまぁS、スノウが嫌いでファロン姉妹を尊敬している、カイアスとは犬猿の仲。ユールには感謝の念を向ける、
ノエル(18)
15の時ホープに拾われた、賢くめざとい大人びている青年、勉強もできて運動、戦闘、魔法、なんでも出来るハイスペック、ファロン姉妹とは友人、ユールは一番仲良し。友愛、カイアスは剣の師匠、憧れやコンプレックス、色々複雑、猫大好きでホープも(今は)親愛的な意味で好き、スノウを無意識下の自己嫌悪により嫌っている
セラ(28)
皆の頼れる優しいお姉さん。小学校の先生をしている、戦闘、魔法も可能だがどちらかと言うと魔法が得意、ホープの拗らせきったノエルへの執着に頭を抱える、ユールと仲良し、ホープ、ノエルとも仲良くカイアスとは微妙、スノウの婚約者、ホープとノエルも仲良くしてほしいな、、、とこっそり願ってる
ライトニング(29)
ファロン姉妹の姉の方、頼れる姉貴、スノウ曰く「母さんみてぇ」ホープの拗らせ愛情に妹と一緒になって頭を抱えている、カイアスが嫌い、その他は表には出さないが好印象
カイアス(30)
ノエルの剣の師匠、ユールを引き取って一緒に暮らしている、渋い、ホープ、ライトニングとは犬猿の仲、ノエルをてごめにしたいヤンデレ(?)というホープとは別の歪み方をしている愛情(?)ユールを娘のように思っている、スノウはどうでもよいらしい
スノウ(30)
不憫な頼れる兄ちゃん、自己犠牲精神のせいでノエルには嫌われるし(ホープはまぁしょうがない)カイアスからの扱い雑だしセラ以外みんな冷たいし、不憫でしょうがない人、出番も少ない。みんな大好き(セラ以外親愛でセラは恋愛)
ユール(15)
緩い自由人、カイアスとみんながいればいい、口数は少な目で好奇心旺盛、カイアス大好き(親愛)一番出番がない人
「cat」おまけ
『ちょっと!!またノエル君別世界の僕たちに干渉したんですか?!』
『あ、ばれた』
『もう、、、ほら!!帰りますよ!』
『はーい』
「結局あの声なんだったんでしょう、?」
「ホープ~?帰るぞ~」
「あ、待ってくださいよ~!!」
「愛情劣等でぃすとぴあ!」ホプ→→→ノエ、
「がっ、あ"っっ、!!!ほぉっ。ぷっ、!!」
甘い喘ぎと痛みに滲む苦痛が混ざる、粘度の高い水音が響く、ノエルの脳裏に嫌でもなぶられてる事実が刷りこまれる、腕を掴まれ甘いしびれが体を走り抵抗なんてはなからさせる気がない、ビリッと視界に火花が散ってる気がした、良いところにあたるどころか全力でそこを狙われる、頭が可笑しくなりそうだ、
「あ"っっ、!!ほ、ぷっ、!!!ほぉぷっ、!!!」
叫びのような嬌声が止まらない、相手の黒く淀んだ目が俺を捉える、痛みではない快楽の拷問、何故こんな目に?目から生理的な涙がぼろぼろ流れ落ちる、何回果てれば解放されるんだろう、元がそんな敏感な気質じゃないのに口移しで飲まされた媚薬に体が染められる、
「ねぇノエル君?君はどうして彼と話してたんです?ねぇ。ねぇ!!」
「う"あっ?!!やぁっ、!!まっ、!!」
奥にガツガツ当てられる、苦しくも甘い声が漏れてしまう、
「ねぇ?どうして僕を見てくれないんですか?ノエル君、ねぇねぇ??」
純粋な、でも黒ずんだ瞳で、笑顔で見つめてくる、涙でにじんでうまく見えない、
「愛してるんです、愛してるんですよ、、、、ねぇねぇ、、僕は貴方を愛してるんです、、、もう僕意外見ないでくださいよぉ、、、」
相手が律動を止め泣いてすがってくる、シーツを握り締め甘いしびれに耐えていた体から力が抜けて必死に息を整える、
「はぁっ、、、ひゅっ、、がっぁっ、、」
とろん。と目が揺れる、相手が頬を撫でてくる、
「ねぇ、ノエル君、、、」
震え声で伝えられてくるそれは、寂しげで、迷子の子供のような、愛情の伝え方を知らない幼さが含まれていた、
「ふっ、、、はっぁっ、、、ほー、ぷ、、っ、」
どろりどろりとなかにはきだされた白濁か流れ出る、ホープが泣きじゃくり顔を肩に埋める、
「ノエル君、、、もっと呼んでくださいよぉ、、ねぇっ、、もっと甘い嬌声を、、、君の優しい声を聞かせて下さいよぉ、、っ、、」
ぼろぼろと、なきじゃくる相手を焦点の会わない目で見つめる、
「ほー、ぷ、、、」
「ノエル君っ、、ねぇっ、、、!!」
ぎゅっ、と抱き締められる、体がビクッと反応する、散々抱かれて散々喘がされて、更に薬を盛られて反応するなというのが無茶だ、甘い声がどろりと口からこぼれる
「あ"っ、、ぐぅっ、ぁ"っ、、!!」
「感じてくれてるんですか???えへへ、、そっかぁ、、君が感じてくれるなら僕は嬉しいです、、」
ハートが付いてそうな甘ったるい声が掛けられる。どろどろとした執着、愛情、劣等、兎に角異常な感情が渦巻く声が響く、
『冷めない死体を抱き締めて』ホプノエ badend
世界が混沌に包まれる直前、
ーーーセラさんが事切れた後、嗚咽を殺して守れなかったものを思い出す彼の背中はひどく小さく、簡単に彼まで消えていってしまいそうなほど細く見えた、ブーニベルゼ、、、箱庭に戻るようそっと促す、静かにうなずく彼を見てサッズさんに指示をだす、
サッズさんは何も触れず、普段と同じ声で
「りょーかい、帰還するぜ」
とだけ、静かに言ってくれる、サッズさんの優しさには頭が上がらない、彼の目はただただ凪いでいた、涙すら枯れてしまったのだ、その若さで。彼に近付き横に座る、静かに、ただ何も言わずに二人ならんで座っていた
睫毛の長い彼の目が伏せられる。美しい碧眼が見えなくなり、風に髪が揺れた、酷く儚くて、思わず手を伸ばす、触れた時少し驚いたように此方を見つめてきた、もう、失いたくないから、
「もう失わない様に、、ずっと、」
そう言えば彼は複雑そうに目を伏せた、
(もう諦めきってるアンタの方が、重症だよ、)
そんな思いを抱えていたとは露知らず、
ーーー僕の方がおかしかったと、分からぬままに
、、、セラが死んだ、いや、俺が殺したってのが正解かもしれない、違うと言われてもアイツは未来を見て死んだ、最悪の未来を、その結末に駒を進めたのは俺だから、ホープの声がする。ブーニベルゼに帰ろうと促され頷いた、あまりにも普通の態度だった。俺のとなりにホープが腰を下ろす、突然髪に触れられ驚いた、
「もう失わないように。、、ずっと」
一緒に居ますから、そういう相手はもう、諦めて虚ろな目だった、
(もう諦めきってるアンタの方が重症だよ、)
そう思いながら相手の触れる手に目を伏せた
『愛してる(もどき)ゲーム』ホプノエ
「ノエル君」
「なに?」
「愛してる(もどき)ゲームしません?」
「急に何それ」
「端的に言えば相手を照れさせたり動揺させればかちです」
「えっと、、パs「アダマンタイタイの串焼きありますy「参加する」
かなり素早い返事をして互いを見据える、照れさせたり動揺させるには、、、とノエルは真剣に考え込んでおりホープは(アダマンタイタ好物って本当なんですねぇ、、、)となぞのかんしんをしていた、
「じゃあお先に、先手必勝ですからね、えい」
脇腹をちょっとツンッとすれば
「ひゃぁっ?!」
「はいぼくのかちです」
「反則!!!」
「動揺させりゃ勝ちですし」
「う"ぐ。。。」
悔しそうにジト目で見てくる彼を見て串焼きを渡せばキョトンとしたように
「へ?もらっていいのか?」
「勝ち負けじゃなくて参加してくれたらあげるつもりでしたからね」
「、、、ありがと、」
ちょっとふてくされたように受け取りもぐもぐと小動物のように食べ進める姿はとても愛らしい、
「かぁいいですねぇ…」
「声出てる」
「あっスミマセン」
本音が漏れてしまった、慌てて謝罪して相手の方を見たら動揺して変な声が出てしまう
「、、へぁっ?」
「、、こっち、見んな、!」
死ぬほど照れている相手に思わずにっこりして顔を覗きこもうとすれば必死に逃げていた、可愛い、
「ちょっと??ノエル君?」
「やめろ!!!」
あわあわしながら手で顔を隠す相手から手を剥がしたりなんなりしても中々にしぶとい、
「っぇいっ!」
「わぁっ?!!」
無理矢理sひいてだめなら押してみれば簡単にかおがみれた、
「っっ、!!!」
目元はうるみ赤みを帯びている、ほほもうつくしい色に染まっているのを見て思わず手を伸ばして顎をつかむ、
「ホープっ、!!」
照れて抵抗する彼は酷く可愛らしい、ぐちゃぐちゃにして鳴かせたい、一瞬そんな歪んだ思考が脳をよぎるも首を振って誤魔化す、
「はなせっ!!」
「す、すみませんっ!!」
なんだかもう色々と申し訳なかった、手をパッと離してノエルを見ればもう顔を手でおおってしまっていて見れなかった。
「……ホープも、格好いいと思うけど」
若干照れ臭そうな声でボソリと呟かれた声に思わずへ?と間抜けな声が出る、いつも彼は「寂しい」とかドストレートに感情を伝えてくるし嘘はつけないと知っているため思考がパンクしかけた、
「の、ノエル君今の「あ、セラに呼ばれてるしもういくな!!それじゃ!」
「えぇ?!ちょっとノエル君??!!」
脱兎のように駆けていく彼を見つめながらその場にへなへなと座り込んだ
「反則でしょうがこのやろう……」
end
おまけ
「………なーにしてるんです?先輩……」
「ノエル君にぶち抜かれました」
「バカップル……」
どうやら察してくれたらしい、アリサグッジョブ
「顔真っ赤だよノエル君……」
「ちょっと死にたくなって来た」
「やめて????ノエル君居なきゃ未来守れないから」
なんかもう、死にたいけど、セラ有難う
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