一般人 2022-11-19 09:42:02 |
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>>5276の続き。
胡蝶「ようこそ!日本の皆様!とう、ホテルのマジックショーへ!私は、アシスタント兼通訳の香胡蝶(フォンフーティ)と申します!これより皆様を神秘のマジックショーへお連れしましょう!」
すると、舞台に煙があがりそこに出てきたのはマスクをつけた人だった。
一「(ここからは一の心の声です)て、鉄仮面!マスクマン!」
いつき「なぁ!金田一!どう思う?奴はやっぱり!」
一「・・・・・・。」
胡蝶「ようこそ!神秘の町中国へ!まずは、マスクマンの超能力催眠の奇跡をご覧あれ!おやおや?マスクマンがレストランのボーイを連れてきました!坊や!お年とお名前は?」
龍道「周龍道(チャンロンタオ)十歳!」
胡蝶「十歳の周龍道君です!皆様、盛大な拍手を!」
続く。
元気いっぱい!アイン。
やぁ!ゆかりんです!今日は、彼氏のアインとお祭りに来ています!
ゆかりん「ウワァ!アイン!着物凄く似合ってるよ!」
アイン「そうか、ありがとう。その、姫も似合ってる。」
ゆかりん「もぅ!私達、もう付き合ってるんだからこんな時くらい姫じゃなくて名前で呼んで?」
アイン「あ、はい。ゆ、ゆかりん。////////」
そう言うとアインは照れ笑いした。
ゆかりん「アイン、じゃあ、屋台周ろうか。」
アイン「ああ、周ろう。」
そして、ゆかりんはアインと屋台を周った。
そして、ここは人気のない場所。
ゆかりん「アイン、綿飴美味しいよ?ほら、食べな。」
アイン「ありがとう。ほら、ゆかりん、口元についてるぞ。」
そう言うとアインはゆかりんにキスした。
チュッ。
アイン「また、お祭りに来よう。」
ゆかりん「うん、また二人でね。」
アイン「ああ。」
終わり。
>>5275の続き。
男の子は何と、あの黒い霧に襲われていた!
ゆかりん「大変!男の子が黒い霧に襲われてる!ハルヤ君!頼んだわよ!」
ハルヤ「任せてください!姫!おりゃぁ!」
ハルヤは黒い霧を倒した!
ゆかりん「ハルヤ君!ナイスよ!」
ハルヤ「フフ、まあね!」
ゆかりん「君、大丈夫?怪我はない?」
???「あ、大丈夫です。ありがとう。」
男の子は立ち上がった。
ゆかりん「君、名前は?」
???「名前?ごめんなさい。分からない。」
ハルヤ「えっ?名前が分からないってもしかして、記憶喪失ですかね?」
ゆかりん「そうかもね。君、先の奴がまた襲ってきたら大変だわ。私と一緒に行きましょう。」
???「はい、分かりました。あの!助けてくれてありがとうございました。」
そう言うと男の子は頭を下げた。
続く。
>>5279の続き。
ゆかりん「いいのよ!別に。じゃあ、道に戻りましょうか。」
男の子「はい、分かりました。」
そして、ここは道だ。
遼「あっ!ゆかりん!いた!」
ゆかりん「遼君!」
遼「遼君じゃねぇよ!突然、お前いなくなるからビックリしたぞ!」
ゆかりん「ごめんなさい。(汗)」
清乃「ハァ!でも、ゆかりんちゃんが無事で良かったよ!所で、その子は?」
ゆかりん「ああ、先森で黒い霧に襲われていた子よ。どうやら、この子記憶喪失みたいなの。」
一彦「黒い霧?なにそれ?あやかしとか神とかじゃなくて?」
ゆかりん「うん、神とかではなかったわよ。」
清乃「神でもなくあやかしでもない。ウーン、何だろう?しかも、その子記憶喪失なんでしょ?可哀想。」
続く。
>>5277の続き。
胡蝶「さぁ、このクリスタルをよく見て!お前の心の底に沈む望みは?」
龍道はクリスタルを見るとまるで催眠術にでもかかったかのように目の色が変わった。
龍道「僕、空を飛びたい。」
胡蝶「その望みここで叶えてしんぜよう。」
マスクマンが龍道の手をとると、龍道は空に浮かんだ。
竜二「凄い!本当に浮いてる!」
美雪「どうやってるのかしら?」
ゆかりん「テグスとかで上から糸でも引いてるんじゃないの?」
勇「成る程!そういう仕掛けなのか!」
そして、龍道は舞台の上に降りるとはっとなって目の色が元に戻った。
胡蝶「この少年とマスクマンに今一度盛大な拍手を!」
胡蝶「さて、マスクマンが今度は観客の何方かを招いて心の中の望みを催眠術で叶えようと言っています。」
続く。
>>5283の続き。
一「へっ!何だよ!ちょっと演出の凝ったただの空中マジックじゃ!」
そして、マスクマンは一の側で止まると一を指名した。
胡蝶「おっーと!マスクマンが選んだのはこちらの少年のようです!さあーお客様!御自分の心に隠された本当の願望を覗いてみる勇気はございますか?」
一「面白い!かけてみてくださいよ!その催眠術とやらを!」
いつき「お、おい!金田一!無茶すんなよ!」
美雪「一ちゃん!」
一「大丈夫だって!」
胡蝶「では、金田一さん!今から、貴方に催眠術をかけます!すると、貴方の心の奥底に秘められた願望がこの水晶(クリスタル)パワーで引き出されます!よろしいですか?」
一「言っとくけど俺は、簡単に催眠術なんかかからないよ!昔じっちゃんに仕込まれたんだ!催眠術師の前口上に気を付けろってね!」
続く。
これはこれで?ベルント。
イエイ!どうも!ゆかりんです!今日は、ベルントの誕生日!何をプレゼントしようかな!
ここは町中。
ゆかりん「ウーン、ベルントには何がいいかな。あ!これ、いいかも!」
ゆかりんが見つけたのはネクタイだった。
ゆかりん「あっ!いいネクタイ!でも、結構高いなぁ!でも、ベルントさんのため!」
ゆかりんはネクタイを買った。
そして、夜。
ゆかりん「ベルントさん!誕生日おめでとう!」
ベルント「ああ、ありがとう。」
ゆかりん「はい、これ、プレゼント。」
ベルント「サンキュ。何かな?おっ!ネクタイか。ありがとう。でも、高かったろ?」
ゆかりん「まぁ、ちょっと痛い出費だったけどベルントさんのためだもん!」
ベルント「そ、そっか。ありがとよ。その、これ、お礼。」
そう言うとベルントはゆかりんにキスした。
チュッ。
ベルント「今度、お前の好きなもん買ってやるよ。」
ゆかりん「ありがとう。」
終わり。
>>5280の続き。
祐一「兎に角、宇賀谷家に帰ろう。」
ゆかりん「そうね。帰りましょう。」
そして、ここは宇賀谷家。
ゆかりん「ただいまー。」
美鶴「皆様、お帰りなさいませ!」
祐一「良かった。美鶴はいたんだな。」
美鶴「ええ、さぁ、皆様、中へお入りください。」
そして、ここは居間。
正隆「おっ!皆、ようやく帰ってきたな!」
ゆかりん「正隆さん!良かった!正隆さんも無事だったのね!」
正隆「ああ、お陰様でな。ゆかりんも無事で良かった。」
続く。
>>5286の続き。
珠紀「じゃあ、状況確認だけど、今、村にいるのは私達だけで、時間も何故か昼間で止まっているって事ね。」
遼「ああ、大体そんな感じだな。」
拓磨「それで、そいつ誰だよ。」
そう言うと拓磨は男の子を指差した。
ゆかりん「ああ、この子は森で、黒い霧に襲われてた所を助けてあげたのよ。どうやら記憶喪失みたいなの。」
真弘「ええっ?何だよ!その黒い霧って言うのは?」
ゆかりん「さぁ?所で、君の名前を決めないとね。えーと、君の名前は凛君はどうかな?」
祐一「ホォ、何か意味があるのか?」
ゆかりん「ウーンと、りんとした子に育ってほしいって意味を込めてつけたの。どう?気に入ってくれた?」
凛「はい!僕は、今日から、凛ですね!とても、気に入りました!」
続く。
>>5284の続き。
一「例えば、催眠術師がこれからかける相手に「催眠術は頭のいい人ほどかかりやすいんです。」と言うー実はこの言葉の中に既に巧妙な暗示が含まれてるんだ。誰だって自分が馬鹿だと思ってないし頭がいいと思われたいと思っている。その心理を巧みに利用して催眠暗示を受け入れやすい状態を作り出すための会話トリックなのさ!」
マスクマン「君は、賢いね!金田一君!だが誰もクリスタルマジックからは逃れられない!」
そう言うとマスクマンは一の前でクリスタルを揺らした。
リー「大丈夫なのか?いつきさん!もし、あの男が君達の言う「地獄の傀儡師」と言う犯罪者なら「催眠術」なんて危険極まりない!」
いつき「・・・・・。」
勇「おいおい!金田一!マジで、催眠術なんてかからないでくれよ!」
胡蝶「かかったようですね!貴方の心の底に沈む願望は一体何ですか?」
続く。
>>5288の続き。
一「お・・・俺の。」
健一「彼の目つきちょっと変ね!」
いつき「ヤバイッ!」
勇「おいおい!金田一!マジで、催眠術にかかったのかよ!」
ゆかりん「一君!」
竜二「金田一先輩ー!」
一「俺の願望は。」
そう言うと一はふらりと動き出す。
美雪「一ちゃん!何を!」
すると、一は胡蝶に抱き着き胡蝶の胸元でスリスリし始めた。
一「ママー!」
胡蝶「き、キャァァァァ!」
胡蝶は一をぶっ叩いた。
続く。
立ちどまるなふりむくな!マティアス。
やぁ!ゆかりんです!今日は、彼氏のマティアスが住んでいる国に来ました!
ここは、外国だ。
マティアス「ゆかりん、ここが俺が、住んでる国ステランダーだ。」
ゆかりん「へぇ、素敵な国ね!いろんなお店がある!」
マティアス「ああ、この町では物産店が主だからな!」
ゆかりん「へぇ、そうなんだ。」
そして、ここはアクセサリーショップ。
マティアス「ゆかりん、何か買ってやろう。」
ゆかりん「えっ!?いいよ!別に!見ているだけでも楽しいし!」
マティアス「そういう訳にはいかん。さぁ、好きな物を買え!」
続く。
>>5290の続き。
ゆかりん「ウーン、そうだな。あ!この、青い宝石のブローチいいかも!マティアスの目の色と一緒だ!」
マティアス「ンッ?何か見つけたか?」
ゆかりん「うん、この青い宝石のブローチいいなって思って。ほら、マティアスの目の色と同じだし。」
マティアス「そ、そうか。じゃあ、買うか。」
そして、ゆかりんはブローチを身に着けた。
ゆかりん「どうかな?」
マティアス「ああ、よく似合ってる。ゆかりん。」
マティアスはゆかりんにキスした。
チュッ。
マティアス「また、町に行こうな。」
ゆかりん「うん!」
終わり。
>>5287の続き。
正隆「それよりもさ、僕達のこの状況をこの典楽寮である僕らが教えてあげるよ。」
ゆかりん「えっ!?正隆さん、この状況分かったの?」
正隆「ああ、何となくね。実は、この季封村には昔からある鏡があるんだ。」
慎司「鏡ですか?」
正隆「ああ、鏡は二枚あってね。一枚が陽の鏡、もう一枚が陰の鏡と言われているんだ。」
珠紀「えっ?この村に鏡が二枚あるなんて知りませんでした!」
正隆「そりゃそうだよ。この事を知っているのは大蛇君の家と僕達の上司の家だけだからね。」
ゆかりん「卓さんの家ともう一軒?」
正隆「ああ、その上司についてはそのうち来るから大丈夫だよ。」
卓「えっ?来るってこちらにいらっしゃるんですか?」
正隆「ああ。所でさ、実は、スマホもこの状態じゃ使えないみたいなんだよね。」
続く。
>>5292の続き。
ゆかりん「本当だ!圏外になってる!」
正隆「そう、つまり外部と連絡がとれないって訳。」
遼「マジかよ!」
美鶴「それで、村の人達は何処にいるんでしょうか?」
正隆「恐らく、陰の世界だと思うね。」
一彦「ええっ?鏡の世界って入れるんですか?」
正隆「ああ、多分、その鏡を持ってる奴がいるんだよ。そいつが、村の連中を皆鏡の世界に閉じ込めたのさ。閉じ込められた村人達は徐々に生気を吸われていき最終的にはあの黒い霧になる。僕らは、あの黒い霧を虚ろと呼んでるんだ。」
ゆかりん「あの黒い霧が虚ろ。」
正隆「そう、何故かあの黒い霧は人を見つけると襲いかかってくる習性を持ってるようなんだ。」
続く。
>>5289の続き。
一「あ、あれ?お、俺、何かしたんっすか?」
美雪「トボけんじゃないわよ!」
美雪は一の耳を掴んだ。
一「何すんだ!美雪!テメー!」
美雪「それは、こっちの台詞よ!公衆の面前でこの日本の恥が!さ!行くわよ!いらっしゃい!」
一「ひ~い!ごめんなさ~い!ママ~ッ!」
竜二「いや~、いいシーンが撮れました!」
健一「いつきさん、彼本当に名探偵の孫アルか?」
いつき「ーのはずだけど。」
すると、マスクマンはニヤリと笑った。
続く。
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